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2016年7月22日 (金)

歴史・履歴への許可証

歴史・履歴への許可証

昨日という日は歴史、
今日という日はプレゼント
明日という日はミステリー


夢はでっかく、根はふかく。
花を支える枝 枝を支える幹 
幹を支える根 根はみえないんだなあ


Kobanasi_3






『 釣り舟清次のお札 』 (東京都の民話  )

疫病神に教えてもらった、疫病除けの方法

Blog1



むかし、江戸の海辺にある
古長屋に、
清次(せいじ)という
漁師が住んでいました。

清次は海に乗り合いの
釣り舟を出して暮しを
たてていましたが、

お客のない時は自分で
魚を釣って売っていました。





ある日の事、その日はお客がなかったので、
清次は朝早くから沖へ舟を出して
キスと言う魚を百匹ばかり釣りあげました。
そして、港に帰ってくると、
「ほほう。これは見事なキスじゃな。
一匹、おれにくれぬか」と、えりの立った衣を着た
大男が、長いひげをなでながら言いました。


「はっ、はい」清次が魚を手渡すと、
何と男は大きな口を開けてその魚を生のまま
パクリと一口で食べてしまったのです。
「・・・!」びっくりした清次がぽかんと口を開けていると、
男がたずねました。
「お前の名は、何というんじゃ」
「はっ、はい。せっ、せっ、清次と申します」

「そうか。実はわしは、みんなにきらわれておる
疫病神(やくびょうがみ)だ。
だがお前は、そんなわしに親切にしてくれた。
こんな事は、初めてだ。
魚をもらった礼に、良い事を教えてやろう。

よく聞いておけよ。『釣り舟 清次』と書いた紙を
家の戸口に貼っておけば、わしはその家には
決して入らないし、もし入っていてもすぐに
出て行くだろう」

「ほっ、本当ですか! ありがとうございます」
疫病神が決して来ないなんて、こんな
良い事はありません。
清次が頭を深々と下げると、疫病神は
もうどこにもいませんでした。
家に帰った清次は、さっそくこの不思議な話を
家族や長屋の人たちにしました。

それからしばらくたった、ある日の事です。
長屋の奥に住む藤八(とうはち)のおかみさんが、
はやり病にかかって苦しみ出したのです。

藤八は清次の話を思い出すとすぐに
清次の家に行って、『釣り舟清次』と紙に
書いてくれと頼みました。
そしてその紙を自分の家の戸口に貼り付けると、
不思議な事におかみさんの病はすでに
治っていたのです。

「清次さんよ、わしにも書いておくれ」
「わたしにも書いてくだされ。お金なら、
たんと払いますので」
うわさを聞いた人たちが、ひっきりなしに
清次の家へやって来るようになりました。

それから清次は釣り舟を出すのをやめて、
毎日毎日『釣り舟清次』という字を紙に書いて、
疫病除けのお札をつくるようになったという事です。

おしまい


「十七毛ネコ」  (日本の昔話より)

Blog2



むかしむかし、吉四六(きっちょむ)さんと言う、
とてもとんちが上手な人がいました。
吉四六さんは面白いアイデアで、お金儲けをするのが
得意な人です。

ある時、吉四六さんは、町でこんな話しを聞きました。
「オスの三毛ネコ(→ネコの毛色で、
白・黒・茶の三色の毛が混じっているネコ)を
船に乗せておくと、どんなにひどい嵐にあっても
決して沈む事がない。

それで船乗りたちはオスの三毛ネコを見つけると、
良い値段で買い取るんじゃ。
何しろメスの三毛ネコはいくらでもおるが、
オスの三毛ネコは、めったにおらんからのう」

それを聞いた吉四六さんの頭に、お金儲けの
アイデアが浮かびました。
(そういえば、わしの家にオスの三毛ネコがいたな。
こいつを使えば、一儲け出来るぞ)

そこで吉四六さんは、さっそく浜の船乗り場へ行くと、
大きな声でこんな一人言を言いました。
「この辺には、オスの三毛ネコがたくさんおるのう。
だがわしの家にいる様な、十七毛のオスネコは
さすがにおらんのう」

すると一人の船乗りが、吉四六さんに声をかけてきました。
「十七毛のネコとは、珍しいな。
吉四六さん、そのネコを譲ってはくれんか?」
しかし吉四六さんは、わざと渋い顔で言いました。

「いや、売るわけにはいかん。何しろ十七毛のオスネコは、
わしの家の宝物じゃ」
そう言われると船乗りは、ますます十七毛のネコが
欲しくなりました。
「それなら吉四六さん。お礼に五両を出そう、どうだ?」
「まあ、それほどに言うのなら仕方あるまい。
売る事は出来んが、しばらく貸してやろう」
「それは、ありがたい。ちょうど明日から、
大事な仕事があるんだ。
じゃあ明日の朝に、吉四六さんの家へ取りに行くよ」

さて翌朝、船乗りは吉四六さんの家へやってくると、
財布からお金を取り出して言いました。
「大事な宝物を借りるのだから、ただでは申し訳ない。
お礼に、この一両を受け取ってくれ」
「はい、せっかくのおこころざしですから、
ありがたく頂きましょう。

では、オスの十七毛ネコを連れてきますでな」
そう言うと吉四六は、家の火鉢の横で寝ていた
汚い三毛ネコを抱きかかえてくると、
船乗りに渡しました。

受け取った船乗りは、不思議そうな顔で吉四六さんに
たずねます。
「吉四六さん。このネコはどう見ても、普通の
三毛ネコに見えるのだが」
すると吉四六さんは、にんまり笑って説明をしました。
「確かに、こいつはオスの三毛ネコじゃ。
だがこのあいだ、火の残っているかまどにもぐり込んで、
背中をちょいとヤケドしました。つまり、八毛」

「しかし吉四六さん。三毛と八毛を足しても、
十一毛にしかならんぞ。
十七毛には、まだ六毛が足らんのではないか?」
「いやいや。尻の毛が、むけておるでしょう。
毛が無いので、つまり無毛(六毛)。
三毛と、八毛と、六毛を全部合わせると、十七毛ですよ」

「なるほど。確かにこいつは、三毛と八毛と六毛で、
十七毛ネコだ」
船乗りは吉四六さんのとんちに感心すると、
ほかの船乗りにも同じ話しで自慢してやろうと、
その十七毛ネコを喜んで持って帰りました。

おしまい・・・



信じれば真実、疑えば妄想・・・


『人間の赤ちゃんの子守りをするペット達。。。』







誰にだってあるんだよ、人には言えない苦しみが。
誰にだってあるんだよ、人には言えない悲しみが。
ただ、黙っているだけなんだよ……。



Mituo

 人の為 と書いて、

 いつわり(偽) と

 読むんだねぇ







鬼が餅つきゃ、閻魔が捏ねる、そばで地蔵が食べたがる


時は絶えず流れ、 
  今、微笑む花も、明日には枯れる    

   

    P R

 
      カビの生えない・きれいなお風呂
 
        お風呂物語
 
  入れてもらえば気持ちは良いが、
    どこか気兼ねなもらい風呂
 
 
Set1

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