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2016年8月19日 (金)

歴史・履歴への許可証

歴史・履歴への許可証

昨日という日は歴史、
今日という日はプレゼント
明日という日はミステリー


夢はでっかく、根はふかく。
花を支える枝 枝を支える幹 
幹を支える根 根はみえないんだなあ


Kobanasi_3_4




鬼が餅つきゃ、閻魔が捏ねる、そばで地蔵が食べたがる


B3

 舞扇京都府の民話


 日本一の名工と名高い
 左甚五郎が、京都の
 知恩院というお寺の本堂を
 完成させました、





それを見た都の人たちが、そのあまりの見事さに
こんなうわさをしました。
「さすがは、左甚五郎。見事な出来だ」
「ああ、ここには、一点の欠点もない」
「しかし、あまりにも完全すぎると、それを知った
神さまが嫉妬(しっと)して、不幸を起こすと言うぞ」 

もちろん、この言い伝えを知っていた左甚五郎は、
この仕事がまだ不完全であるかのように
見せかけるために、お堂の屋根の瓦を二枚、
わざとつけなかったのです。
そしてさらに自分が使っている唐傘(からかさ)を、
わざと本堂のわきに置いて帰りました。

さて、本堂が完成してからしばらくして、
本堂で偉いお坊さんの話を聞く会がもよおされました。
その日は、あいにくの大雨でしたが、
その雨の中をやって来た一人の子どもが熱心に
話を聞いていました。

「まだ小さいのに、なかなか信心深い子だ」
話をしているお坊さんは、とても感心して
子どもを見ていました。
やがて話は終りましたが、大雨は少しもやむ
気配がありません。
そこでお坊さんは、本堂から出ていこうとする子どもに
声をかけました。

「この雨では、風邪を引いてしまう。この傘を、
持って行きなさい」
そしてそこに立てかけてあった甚五郎の唐傘を、
子どもに差し出しました。
すると子どもは礼儀正しく頭を下げて、こう言ったのです。

「わたしは、このご本堂が建つ前からここの
草むらに住んでいた、濡髪童子(ぬれかみどうじ)という
白ギツネです。
住み慣れた家を奪われて、うらみに思っていましたが、
今日、お坊さまのお話を聞いて
心を入れ替える事にしました。

うらみは忘れて、これからはこのお寺をお守りします」
それを聞いたお坊さんはびっくりしましたが、
にっこり笑って言いました。

「そうか、ありがとう。それならここに祠(ほこら)を建てて、
そなたの住む所をつくってやろう」
白ギツネの濡髪童子はうなずいて傘を借りると、
降りしきる雨の中を山の方へと帰っていきました。

次の日、お坊さんが朝のおつとめをすませて
本堂から出てくると、本堂のわきの軒下に、
昨日貸した甚五郎の唐傘がちゃんと置いてありました。
お坊さんはにっこり微笑むと、白ギツネとの約束通り、
お寺の境内に小さな祠を建てて、
濡髪堂(ぬれかみどう)と名づけたのです。

左甚五郎の忘れ傘は、長い年月に紙が腐って
骨だけになってしまいましたが、今でも知恩院の
本堂に置いてあるそうです。・・・

おしまい


B4



むかしむかし、ある野原に、ウサギの家がありました。
このウサギの家には、お父さんとお母さんと三匹の
子ウサギがいます。

ある日の事、お腹を空かせたオオカミがやってきて、
どんどん! と、家の戸をたたきながら言いました。
「やい、早く戸を開けろ! 開けないと、家をたたきこわすぞ!」
「お母さん、どうしよう?」
子ウサギたちは、お母さんにしがみつきました。

するとお父さんが、 「お前たちはお母さんと一緒に、
早く裏口から逃げなさい。オオカミは、わしが引き受けるから」 と、
言って、お父さんはオオカミの前に姿を現しました。

「やい、オオカミ! こっちを見ろ!」
「おおっ、これはうまそうなウサギだ。よし、お前から食べてやるぞ」
「そうはいくか! わしを食べたかったら、捕まえてみろ!」
こうして、オオカミとウサギの追いかけっこが始まりました。

それを見て、子ウサギたちが言いました。
「このままじゃあ、お父さんが食べられてしまうよ」
「はやく、なんとかしないと」

「そうだ。みんなで助けよう。ぼくたちが、あちこちから飛び出すんだ」
お母さんも、すぐに賛成しました。
「いいこと。誰かが捕まりそうになったら、別の一人が飛び出すのよ」
子ウサギたちはお母さんを先頭に、オオカミとお父さんの後を
追いかけました。
      
お父さんは大きな木のまわりをぐるぐると回って逃げていますが、
もうだいぶん疲れている様子です。
そこへお母さんが、しげみから飛び出して言いました。
「オオカミさん、こっちよ」

オオカミはそれを見ると、
「よし、お前が先だ!」 と、お母さんを追いかけました。
そしてお母さんがつかまりそうになると、しげみにかくれていた
一匹の子ウサギが、 「オオカミさん、こっちだよ」 と、
オオカミの前に飛び出しました。

「よし、今度はお前だ!」
オオカミは子ウサギを追いかけますが、ところが
捕まりそうになると、また新しい子ウサギが飛び出してきます。
「オオカミさん、こっちだよ」「オオカミさん、こっちよ」
「オオカミさん、こっちだ」

あっちのウサギ、こっちのウサギ、そっちのウサギ、
向こうのウサギと、オオカミは追いかけているうちに
疲れてへとへとになってしまいました。

そこへ一番元気のいい子ウサギが、わざと
ゆっくり飛び出しました。 「オオカミさん、ここだよ」
(よし、こいつは足がのろそうだ)
オオカミは最後の力をふりしぼって、その子ウサギを
追いかけました。

子ウサギは古い井戸のところまで逃げると、
その上をぴょんと飛び越えました。
「逃がすものか」それに続いてオオカミも井戸を
飛び越えようとしましたが、すっかり疲れていたオオカミは
足がもつれて井戸の中へ落ちてしまいました。

「たっ、助けてくれー! おれは泳げないんだー!」
それを聞いたお父さんが、井戸の中のオオカミに言いました。
「助けてやってもいいが、二度とウサギを襲わないと
約束するか?」
「ああ、約束する! だから助けてくれ!」

「本当だな?」
「本当だー!」
そこでウサギの親子は、井戸からオオカミを助けてやりました。
それからこのオオカミはウサギとの約束を守って、
二度とウサギを襲わなかったそうです。・・・

おしまい・・・



信じれば真実、疑えば妄想・・・


『ヤギとロバ 』



誰にだってあるんだよ、人には言えない苦しみが。
誰にだってあるんだよ、人には言えない悲しみが。
ただ、黙っているだけなんだよ……。



Mituo

 人の為 と書いて、

 いつわり(偽) と

 読むんだねぇ






時は絶えず流れ、 
  今、微笑む花も、明日には枯れる    

   

    P R

 
      カビの生えない・きれいなお風呂
 
        お風呂物語

 
 
入れてもらえば気持ちは良いが、
    どこか気兼ねなもらい風呂
 
  Diy_3

『お風呂物語』が選ばれる理由がここにあります。
 
 

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