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2016年8月12日 (金)

歴史・履歴への許可証

歴史・履歴への許可証

昨日という日は歴史、
今日という日はプレゼント
明日という日はミステリー


夢はでっかく、根はふかく。
花を支える枝 枝を支える幹 
幹を支える根 根はみえないんだなあ


Kobanasi_3_4




鬼が餅つきゃ、閻魔が捏ねる、そばで地蔵が食べたがる

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舞扇京都府の民話



むかしむかし、京の都に
有名な踊りの師匠がいて、
大勢の弟子をかかえていました。

その弟子の中に、けいこ熱心な
雪江(ゆきえ)という娘がいました。





一本の舞扇(まいおうぎ)日本舞踊に使う扇で、普通の扇より大きく、
流儀の紋などをえがいたもの)をとても大切にしていました。
その舞扇は雪江が父にせがんで名高い絵師に描いてもらった物で、
今を盛りと咲いている桜の花が描かれた、それは見事な扇でした。

さて、ある日の事。どうした事か、雪江はこの扇を
けいこ場に忘れて帰ったのです。
それに気づいた師匠は、「大切な扇を忘れると珍しい。
まあ、明日来た時に渡してやろう」と、自分の
机の上に置いておきました。

ところが次の日、雪江は珍しくけいこには来ませんでした。
そして次の日も、また次の日も、雪江はけいこに来ないのです。

「雪江に、何かあったのだろうか?」
師匠はふと、雪江の扇を広げて見ました。
そこには扇面(せんめん)→扇を開いた面いっぱいに、
明るく花が咲いていました。

そこへちょうど、友だちの占い師(うらないし)が尋ねてきました。
「やあ、いらっしゃい。ほら、これをご覧なされ。
弟子の忘れ物だが、優雅(ゆうが)な物じゃろう」
師匠が広げたままの扇を占い師に渡すと、
「ほほう、これは美しい。・・・?」と、
占い師はしばらくして、ポツリと言いました。
「お気の毒ですが、この花は今日中に散りますな」

「えっ?」やがて占い師が帰った後、師匠は再び
その扇をながめました。
(今日中に散るとは、いったいどの様な意味だ?)
占い師の言葉が気になった師匠は、それからもじっと
扇をながめていました。

すると妻がやって来て、「あの、お食事でございます」と、
声をかけました。「ああ、もうそんな時間か」
妻の声に我に返った師匠は、開いたままの扇を持って
立ちあがりました。するとハラハラと、開いた扇から
白い花びらが散りました。
散った花びらは風もないのにチョウが舞うと、
空高く消えてしまいました。

「何とも、不思議な事よ」そして花びらが散った扇を見た師匠は、
さらにびっくりです。「おお、これは!」
何とそこにあるのはただの白い舞扇で、あれほど見事に描かれた
桜の花がすっかり消えていたのです。
「これは、もしや雪江の身に!」
師匠はカゴを用意すると、雪江の家に急がせました。

そしてカゴが玄関につくと、ちょうど母親が現れて言いました。
「先生。娘は、娘はほんの先ほど、息をひきとったところでございます。
どうぞこちらへ」案内された奥の間には、息をひきとった雪江が
静かにねむっていました。
そしてその周りには、どこから入ってきたのかあの桜の花びらが
しきつめるように落ちていたという事です。

おしまい



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 日本の昔話

 タヌキと彦一(ひこいち)話


 むかしむかし、彦一と言う、
 とてもかしこい子どもがいました。






この彦一の家の裏山には一匹のタヌキが住んでいて、
毎日旅人にいたずらをしては喜んでいました。
ある晩の事、タヌキは旅人に化けると、彦一の家にやって来ました。
「こんばんは、ちょいと、ひと休みさせてくださいな」
戸を開けた彦一は、この旅人は裏山のタヌキに
違いないと思いましたが、知らぬ顔で家へ入れてやりました。

しばらくするとタヌキは、彦一に尋ねました。
「ところで彦一どんには、何か怖い物はあるか?」
それを聞いた彦一は、このタヌキをからかってやろうと思いました。
「う~ん、怖い物か。そう言えば、一つだけあった。
でも恥ずかしいから、誰にも言わないでくれよ。
実はな、まんじゅうが怖いんじゃ」
「えっ? まんじゅう?あの、食べるまんじゅうか?!
あはははははっ、まんじゅうが怖いだなんて」
「ああ、やめてくれ!おら、まんじゅうって聞いただけで、
体が震えてくるんだ。怖い怖い」

ブルブルと震える彦一を見たタヌキは、(これは、いい事を聞いたぞ)と、
大喜びで、山へ帰って行きました。
次の朝、彦一が目を覚ましてみると、何と家の中に
出来たてのまんじゅうが、山ほど積まれていました。
「おっかあ、馬鹿なタヌキからまんじゅうが届いたぞ。
さあ、一緒に食おう」彦一とお母さんは大喜びで、
タヌキが持ってきたまんじゅうを食べました。

その様子を見ていたタヌキは、だまされたと知って
カンカンに怒りました。「ちくしょう! 
タヌキが人間にだまされるなんて! 
この仕返しは、きっとするからな!」

そしてその日の夜、タヌキは村中の石ころを拾い集めて、
彦一の畑に全部放り込んだのです。
(えっへへ。これで彦一のやつ、畑仕事が出来ずに困るだろう)

よく朝、畑仕事に来た彦一とお母さんは、畑が石ころだらけなので
びっくりです。
「ああ、家の畑が!」お母さんはびっくりして声をあげましたが、
しかしそれがタヌキの仕業だと見抜いた彦一は、
わざと大きな声でお母さんに言いました。
「のう、おっかあ。石ごえ三年というて、石を畑にまくと
三年は豊作(ほうさく)だと言うからな。誰がしたかは知らんが、
ありがたい事だ。これが石ではなくウマのフンじゃったら、
大変な事じゃったよ」

それを隠れて聞いていたタヌキは、とてもくやしがりました。
(ちくしょう! 石ごえ三年なんて、知らなかった。・・・
ようし、石ではなく、ウマのフンなら大変なんだな)

そしてその晩、タヌキは彦一の畑の石を全部運び出すと、
今度はウマのフンを彦一の畑にうめておいたのです。
さて、タヌキのまいたウマのフンは、とてもよいこやしになって、
秋になると彦一の畑ではとても見事な作物がたくさん取れました。

「ちくしょう。おらでは、どうしても彦一にはかなわねえ。・・・
くやしいよう」作物の実った畑を見て、くやし泣きをするタヌキに、
彦一が声をかけました。「おーい、タヌキどん。
お前にも、家の畑でとれたサツマイモを分けてやるぞ。
何しろお前のまいたこやしのおかげで、とてもよく育ったからな」

「あっ、ありがとう」それからはタヌキはいたずらをやめて、
裏山でおとなしく暮らしたということです。・・・

おしまい・・・



信じれば真実、疑えば妄想・・・


『ロシア民話・大きなカブ』






誰にだってあるんだよ、人には言えない苦しみが。
誰にだってあるんだよ、人には言えない悲しみが。
ただ、黙っているだけなんだよ……。



Mituo

 人の為 と書いて、

 いつわり(偽) と

 読むんだねぇ






時は絶えず流れ、 
  今、微笑む花も、明日には枯れる    

   

    P R

 
      カビの生えない・きれいなお風呂
 
        お風呂物語

 
 
入れてもらえば気持ちは良いが、
    どこか気兼ねなもらい風呂
 
  Diy_3


『お風呂物語』が選ばれる理由がここにあります。
 

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