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2016年9月13日 (火)

信じれば真実、疑えば妄想・・・都市伝説

信じれば真実、疑えば妄想・・・

Ko11

枯れたすすきがまだ美しいのは 命いっぱい
一生けんめいに生きてきたからだ・・・


Densetu_2

 
 怖い話・scary story
 〔残酷描写〕 が
 含まれています。

 不快感がある方は、
 読むのを中断して下さい






ジンクスというのは元々、縁起の悪い事を
表す言葉だったみたいですが…。
『ラッキージンクス』という言葉はご存じですか。…?



アマヒメ様

その山村には、奇妙な言い伝えがあった。
寛政年間(18世紀終盤)のある年、雲一つ無いよく晴れ渡った空から、
にわかに雨が降った。おかしな事もあるものだと村人が
空を見上げていたところ、雨水と共に鰯やヒジキなどの海の幸が
降り注いできたというのだ。

天の恵みとばかりに村人たちが魚を拾い集めていると、
何処からかきゅうきゅうとすすり泣く声。辺りを見回すと、
魚に交ざってずぶ濡れの裸の女が居た。

女は身の丈四尺(約120cm)と小柄で、色は透き通る程に白く、
手足には魚のような鰭があった。
ある若者が恐る恐る女に話し掛けたが、彼女は口が聞けないのか、
名を問うても何も答えない。

するとそこへ、話を聞いた名主が息を切らせながら駆け付けて来た。
名主は女の姿を一目見ると、天からのお遣いに違いないと判断し、
村を挙げて手厚く持て成す事にした。


誰が言ったのか、いつしか女は『アマヒメ様』と呼ばれ、
村のそこかしこで歓待された。
しかし彼女は差し出された供物には手を付けず、ただ
西の空を仰ぎ見てきゅうきゅうと泣くばかり。
終いにはアマヒメ様は渇きに渇いて、その身を永遠に横たえてしまった。

不憫に思った村人たちは、村を見下ろす高台にお社を建て、
アマヒメ様の遺骸を祭った。それから村は、貧しくも諍いの無い
平和な日々が何年も続いていたと云う。

アマヒメ様に声を掛けた若者の髪が白く染まり始めたある年、
幾日も日照りが続き、村は困窮した。
村人たちはアマヒメ様にすがり、雨が降る事をただ願うしかなかった。

そんな折、山火事が起こった。
火の手は見る見るうちに拡がり、村へと迫る。
やがて火はお社まで押し寄せ、アマヒメ様は紅蓮の炎に包まれた。

すると燃え盛るお社から濛々と青い煙が立ちこめ、
それが天へ昇り青い雲になったかと思うと、辺りに
桶を引っ繰り返したようなどしゃ降りの雨を齎し、
煉獄の炎を容易く消し去った。

青い雲は仄かな潮の香りを残し、そのまま風に乗って西の空へと
流れて行った。
村は灰になる事から免れた。人々はこぞって天を仰いで
手を合わせたと云う……。

その後、お社は再建され、御神体としてアマヒメ様を
象った木造が祭られたそうだ。しかし長い年月が経った末、
木造はすっかり朽ち果て、かつての姿を
推し量る事は難しいと云う。・・・・

ジンクスというのは元々、縁起の悪い事を表す言葉
だったみたいですが…。
『ラッキージンクス』という言葉はご存じですか。…?。


B1201


 魚の夢

 俺は婆ちゃん子で、いつも婆ちゃんと
 寝ていたんだが、怖い夢を見て
 起きたことがあった。
 多分5歳くらいの時だったと思う。・・・








夢の内容は、『ボロボロの廃屋のような建物が三軒くらいあって、
その手前に堀があり、そこに信じられないほど大きな魚が
泳いでいる』というもの。

最初は笑って宥めてくれていた婆ちゃんだったが、『魚』と
言った途端に顔色が変わった。そして、夜中なのにどこかに
電話をかけていた。
両親も起きて来て出掛ける準備をしている。
俺も眠いながら着替えをさせられて、父ちゃんの運転する車で
出掛けた。

着いた先はひい婆ちゃんの家(婆ちゃんの実家)だった。
婆ちゃんが呼び鈴を押すと親戚が出て来て、婆ちゃんが
「魚で解ったから来た」というようなことを言っていた。
ひい婆ちゃんの部屋に行くと、ひい婆ちゃんが亡くなっていた。

目も口もかっと開いて、『ああ、死んでるんだな』と直感的に解った。
ひい婆ちゃんの家は、亡くなったひい婆ちゃんとその親戚の
おばさんの二人暮らしだったから、うちの両親や婆ちゃんが
色々と葬式の手配をした。

婆ちゃんが教えてくれた。「オラが魚の夢を見ると、
必ず親戚が死ぬんだ。
でも今回は見なかった。でもお前が代わりに魚を見た」
だからどうしろということは無く、俺も何となく
『そうか、そういうものなのか』と思った。
婆ちゃんと別に寝るようになってからは、婆ちゃんは単独で
魚の夢を見ていたようだ。

俺も遠くの大学に進学して、実家を出てしまった。
久しぶりに親が電話をかけてきて、婆ちゃんの様子が変だから
帰って来いと言う。入院でもしたのかと言うと、そういう訳ではなく
ボケた訳でもないと言う。でも気になるので帰省した。

婆ちゃんの部屋はもぬけの殻だった。
大切にしていた着物も趣味の書道道具も何も無く、ただ
布団しかなかった。
親によると、急に片付け始めて、箪笥なども全部庭で
燃やしてしまったと言う。
「婆ちゃん、何かあったのか」孫になら話してくれるかと思い
聞いてみた。

婆ちゃんは言った。「魚を見た。でもあれは、本当は
魚ではねがった。
堀でもねえ、壊れた家でもねえ」そして、婆ちゃんは
黙ってしまった。
婆ちゃんはその日の夜、心不全で亡くなった

その晩、俺は単独で魚の夢を見た。
廃屋には、前は判らなかったが、沢山の人が居て苦しんで
いるようだった。
堀は、堀と言うより深い溝で、赤色か緑色をした嫌な色の
液体で満たされていた。
魚の背びれが見える。大きな魚が浮き上がって来る。

人の顔ほどもあるウロコが見える。いや、あれは人の顔だ。
魚が地鳴りを立てて跳ねた。魚は魚ではなく、
死人が魚の形に集まったものだった。
婆ちゃんやひい婆ちゃんの顔があったかは分からない。
でも何故か、『俺も死んだらあの魚になるんだな』と思った。
俺も身辺整理を始めようかと思う。・・・




夢占い・・魚
      
豊かな生命力を表します。また、潜在能力などを表します。
あなたの生活が豊かになる暗示です。
チャンスに恵まれたり、仕事・学業面で、あなたの
本来の力が発揮できるなど運気が上昇することを暗示します。




おわり

Author :都市伝説・怖い話
http://urban-legend.tsuvasa.com/pandora-complete


Mituo

 時は絶えず流れ、

 今、微笑む花も、

 明日には枯れる






だてられればいい気になるしわるくちいわれりゃ腹がたつ



P R

    
カビの生えない・きれいなお風呂

      
お風呂物語

入れてもらえば気持ちは良いが、
  どこか気兼ねなもらい風呂



『お風呂物語』が選ばれる理由がここにあります。

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