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2016年9月 5日 (月)

妄想劇場・番外編

妄想劇場・番外編

信じれば真実、疑えば妄想……


1810



 メジャーでは無いけど、
 こんな小説あっても、
 良いかな !!
 アングラ小説です、
 不快感がある方は、
 読むのを中断して下さい





子を持つも持たぬも人の宿命(さだめ)なり
日に日に努めて行かむ
あなたの人生なんだから好きなように
お行きなさい(生きなさい)



『☆ ホテル日本閣殺人事件:小林カウ☆』
事件史探求 -事件の真相とは・・・1話


B110

 世間を戦慄させた
 殺人事件の犯人は女だった・・・。
 日々を平凡に暮らす姿からは
 想像できない、・・・
 ひとりの女による犯行。
 彼女が人を殺めるに
 駆り立てたものは何か。?
 自己愛、嫉妬、劣等感・・・
 女の心を呪縛する闇とは・・・。




小林カウは戦後初めて死刑を執行された女死刑囚である。
若い男に自分の肉体を与え、その男たちを巻き込みながら
3人の人間を殺害した。逮捕された後も、カウは“女”であり続けた。

取調べでは捜査官の気を引こうと、手を握ったりシナを作り、
着物の裾から“局部”を覗かせることもあった。
セックスの話にも積極的だったという。
公判でも派手な着物と厚化粧、レースの被り物をしたこともあった。

裁判官に色気も振りまいた。まさか自分が死刑になるとは思わず、
留置所でも明るく振舞っていたという。
これは、日本が終戦を経て高度成長期へと突入する直前、
貧困と無知の中、自らの肉体を使うことも厭わず、
金銭に執着した悲しい女の一生である。

嘘つきで見栄っ張り、「花や動物を愛さない」子ども時代

栃木県の塩原温泉郷の一角に「ホテル日本閣」はあった。
昭和35年2月、この日本閣の経営者である生方鎌助の妻ウメ
(当時49歳)が失踪した。
夫の鎌助は「ウメは30万円を持ち出し男と駆け落ちした」と
周囲に話していたが、その鎌助(当時53歳)も同年の
大晦日に姿を消した。

翌36年2月、鎌助・ウメ夫妻を殺害したとして逮捕されたのが、
日本閣の共同経営者だった小林カウ(当時52歳)だった。
ホテルの雑役をしていた大貫光吉(当時36)も
共犯として逮捕された。

年の離れた2人の間には肉体関係があった。
さらにその9年前に病死とされていたカウの亡夫も
カウによる毒殺と判明、共犯として当時の17歳年下の
愛人だった元警察官も逮捕された。
この一連の殺人が世に言う「ホテル日本閣事件」である。

カウは明治41年埼玉県大里郡(現在の熊谷市)の農家に
7人姉弟の次女として生まれた。当時、この一帯は
土地の質が悪く貧しい農村地帯で、中でもカウ一家は
極貧といわれていた。

カウは尋常小学校に通うが姉弟の面倒を見るため
欠席も多かった。そしてすぐにカッとなる強気の性格も
この頃からだったという。
当時の担任は「花や動物を愛するところがなく
人情味に欠ける」とカウの性格を分析している。

カウは野良仕事を嫌った。そして見栄っぱりの
ホラ吹きでもあったという。「村の若い衆と映画を見にいった」
「別の若い衆とも遊びにいった」と吹聴し、
周囲からは嘘つきと罵られた。だがカウは一向に
気にしなかったようだ。

16歳になると、憧れの東京・本郷の旅館で
住み込み女中となった。
22歳の時、姉の勧めで林秀之助(当時27歳)と
お見合い結婚をした。
しかし当初からカウは不満だった。
秀之助は身長が低く、貧弱な体格で、いつも
青白い顔をしていた。
ヤキモチ焼きな上に、カウには性的な満足を
一度も与えなかった。

開花した商才と知ってゆく金とセックスの味

終戦後2人は熊谷で自転車のタイヤ卸業を開業し、
カウはそのほかにも「五家宝」という和菓子の
製造販売も始めた。終戦後の物不足の中、
和菓子販売は当たった。
さらに漬物の販売や行商を始め、商売の面白さと同時に
金儲けの味を知った。

昭和26年、43歳になったカウは若い警察官と出会う。
中村又一郎(当時26)だった。2人はほどなく肉体関係を持つ。
だがカウには思惑があった。カウはヤミ米を扱っていて、
その取締りを逃れるためには中村の存在が
都合のいいものだったのだ。

しかしカウは若い男に溺れていった。夫とは性的満足を
得られなかったカウは、初めて快楽を知ったという。
初めての恋でもあった。そのゆえ、「もし私を捨てたら
警察署長に全部バラす」と脅すほど執着した。

中村にのめり込むカウに、夫が浮気を勘づくのに
時間はかからなかった。
嫉妬した夫はカウの離婚の申し出を一蹴し、監視した。
そんな状況で、ある時夫が急死してしまう。
医師は、保健所の医師も立会った元で「脳溢血」と
死因を診断したが、実際はカウが青酸カリを盛って
殺害したのだった。
中村との生活を夢見て、邪魔になった夫をいとも簡単に
殺害したのだ。

死に際、毒を盛られた夫は、もがきのたうち回ったという。
その様子を、駆けつけた近所の人間は、「カウが殺した」と
盛んにうわさしたが、カウはそれを巧妙に口止めし乗り切った。
その後、中村はカウの関係や素行の悪さから警察を辞める。

ヒモとなった若い中村を悦ばせるため、カウは必死に働いた。
中村にはクルマを与え、学校にも行かせようとしたが、
その一方でカウの金に対する執着も激しさを増していく。

カウは行商の際、仕入れ代金を肉体で支払うこともあった。
それだけでなく「物々交換」と称し、米屋や八百屋の支払いも
“体”で済ませたこともしばしばだった。
若い男に貢ぎながら、支出は自分の体で支払う。
金と若い愛人のためにはなりふり構わぬカウ。

だが中村との関係は2年ほどで終わってしまう。
中村にとってカウは金をくれる都合のいい女で、
年の離れたカウと生涯を連れ添う気などさらさらなかったのだ。
ここでカウを語る際に必ず出てくる凄まじい
エピソードがある。

カウとの生活に嫌気が差してきた中村は、ある晩、
泥酔し吐いて寝てしまった。朝起きるとおじやの
朝食が出てきた。しかし、よく見るとそのおじやは
昨晩の吐しゃ物を集めたものだったのだ。
激怒する中村の前で、カウは平然とそれを食べたという。

最愛の恋人であった中村から去れてたカウは、
行商の得意先でもあった塩原温泉へ移り住み、
土産物屋を乗っ取り、ほかにも食堂を経営する女主人となった。
カウは3年の塩原生活で、実に300万円
(現在のおよそ1,740万円)もの貯金を蓄えた。
カウの野望はさらに膨らんでいく。温泉街のヒエラルキーの
最高峰は「温泉宿の主人」である。
カウは土産物屋の女主人では満足できなかった。
そして目を付けたのが「ホテル日本閣」だった。・・・・・・

1話終わり・つづく

Author :神林広恵(取材・文)
http://www.cyzowoman.com/



歌は心の走馬灯、歌は世につれ、世は歌につれ、
人生、絵模様、万華鏡…


『砂時計…』


一瞬(いま)しかないから 心が呼ぶから
あなたを愛するために 生まれてきたから
たとえもし傷ついても 悔やまない 泣かない
抱きしめても 抱きしめても…
手のひらを すりぬける もう誰にも 止められない
恋は 恋は 恋は 堕ちてゆく砂時計・・・ ...




これほど惚れた素振りをしても、ほんとに悟りの悪い人。・・・



Tinko_2
 


 人の為(ため)と
 書いて

 いつわり(偽)と
 読むんだねぇ
 



待ってもむだな ことがある 待ってもだめな こともある 
待っても むなしきことばかり それでもわたしは じっと待つ




『お風呂物語』が選ばれる理由がここにあります。

Diy_2

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