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2016年11月26日 (土)

歴史・履歴への訪問証・野良犬が咥えていたのは人間の赤ちゃん。

歴史・履歴への訪問証

昨日という日は歴史、今日という日はプレゼント
明日という日はミステリー



B12

鬼が餅つきゃ、閻魔が捏ねる、そばで地蔵が食べたがる

B3


人が通ると、地面から『ズーン!』と奇妙な響きがするのです。
ある日、村人たちがあれこれと相談して、
「よし、思いきって掘ってみよう」と、奇妙な響きがする場所を
掘っていきました。

どんどん掘っていくと、やがて金物でも打つように、クワーン!と、
地面から音が響きました。
「それっ。ここだ、ここだ」一人の男が勢いよく掘り始めると、
ドドドーッ!と、周りの土が崩れ落ちて、男は土と一緒に地の中へ
吸い込まれてしまったのです。

そして男が吸い込まれた場所には、ぽかんと大きな穴が
開いていました。
地上のみんなは、大きな穴の中をのぞいてみました。
「いったい、何じゃろ?」「やつは、どうしたんじゃ?」
「暗くて、何もわからんぞ」「でも何とかして、助けてやらにゃ」
みんなが相談していると、地面から何かが聞こえてきました。
「・・・たすれてくれーっ」
「何じゃろう?」みんなが耳をすますと、
「助けてくれーっ」と、言っているではありませんか。

そこで一人が、大きな声でどなりました。
「おーい。今から、つなを下ろしてやるからな。
しっかりつかまれよ!」つなを下ろしてやると、
つなにつかまる手ごたえがありました。
「それっ、引き上げろ!」よいしょ、よいしょ!
よいしょ、よいしょ!
やっとの事で、吸い込まれた男を穴の中から引き上げました。

「おい、大丈夫か?」「穴の中は、どうなっていたんだ?」
みんなが聞くと、男は首をかしげて言いました。
「真っ暗でよくわからんが、どうも土がないんじゃ」
「なに? 穴の中に土がないのか?」「ああ。ただ、金物みたいな、
石みたいな、固い物があるんじゃ」
「ふーむ。して、穴は広いのか?」「うむ、家の様に広い気がしたぞ」
「土の中に、石の家が埋まっているのか?」
「まあいい、掘ってみればわかることだ」

そこでみんなは穴のまわりを、どんどんどんどん掘っていきました。
すると何と、大きな大きな大仏が、あおむけに寝た姿で土の中に
うめられていたのです。
さっきの男はこの大仏のおへその穴から、お腹の中へ落ちたと
いうわけです。
「これは、大変な物が出てきたな」「どうすればいい?」

みんなはさっそく庄屋さんの家に集まって、どうしたらよいか
話しあいました。
「どうする? 掘り出すか?」「ばか言うな。こんな物を
うっかり掘り出したら、役人へ届けないとなるまい」
「そうだ。そんな事をしてみろ、役人はわしらに色々な調べや
手伝いをさせるから、わしらの仕事が出来んぞ」
「そうだ。稲刈りも近いというのに、そうなれば村中が大迷惑じゃ」
「ならどうする? いっその事、元のように埋めてしまうか?」
「そうじゃ、それが一番じゃ」

そこでみんなは仏さまのおへその穴に厚い板をあてて、仏さまの上に
どんどん土をかぶせて元のように埋めてしまいました。
今でもその仏さまは、地面の中に埋まっていると言われています。
そしてことわざの『知らぬが仏』は、ここから生まれた言葉だとも
言われています・・・

おしまい

野良犬が咥えていたのは人間の赤ちゃん。



むかしむかし、ある村に、正直で働き者のお百姓さんと息子がいました。
お百姓さんの息子は弓の名人で、どんな鳥でも射落とす事が出来ました。
ある年の事。「よく働いたおかげで、今年も豊作だ」と、喜んでいると
、一晩のうちに田んぼがふみ荒らされて、せっかくの稲がメチャクチャに
なってしまいました。「誰が、こんなひどい事を!」

B4_2

次の晩、怒った息子は弓矢を持って、田んぼのすみに隠れました。
そして夜中になると、突然美しい二人の娘が現れて、稲をふみながら
おどりはじめました。(何て、きれいな娘だ)
息子はしばらくの間、文句を言うのも忘れて見とれていました。
それでも二人がおどるたびに、稲はメチャクチャになってしまいます。
(大切な稲を、許せねえ!)

息子は弓に矢をつがえて、飛び出しました。
「やいやい! 何のうらみがあって、おらの田んぼを荒らすんだ。
おどりをやめなければ、この矢を胸に打ち込むぞ!」
そのとたんに二人の娘はおどりをやめて、息子の前にきて
頭を下げました。
「どうか、お許しください。実はあなたにお会いしたくて、
おどっていたのです」「何、おらに会うためだと?」
「はい、こうして人間の姿になっていますが、わたしたちは実は
あの山に住むツルでございます。

ある日、一羽の大ワシがやってきて、私たちの仲間を次々と
殺し始めたのです。このままでは、みんな大ワシに食われてしまいます。
あなたは、弓の名人と聞きます。どうか大ワシを退治して、私たちを
助けてください」
そう言うと二人の娘は、ツルの姿にもどりました。

「そうか。よし、わかった。おらにまかせておけ」
「それでは、わたしの背中に乗ってください」
息子が一羽のツルの背中に乗ると、もう一羽のツルが先頭になって
山へ向かって飛んでいきました。

ツルの背中からおりた息子が岩かげにかくれていると、
大ワシがゆっくり羽を動かしながら飛んできました。
(あの大ワシだな。・・・今だ!)
息子は大ワシに狙いを付けて、矢を放ちました。
すると矢は風を切って、大ワシののどを見事につらぬきました。

「ギャォォーー!」大ワシはものすごい叫びとともに落ちてくると、
頭から岩にぶちあたりました。
それを見た二羽のツルは、飛び上がって喜びました。
そしてあちこちにかくれていたツルの仲間も飛び出してきて、
息子のまわりをうれしそうにはねまわりました。

息子がツルの背中に乗って田んぼへ戻ってくると、ふみ荒らされたはずの
稲は元通りになっていて、見事な黄金色の穂がゆらゆらとゆれていました。
それからはどんなひどい天気の年でも、この田んぼだけは
大豊作だったそうです。

おしまい

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P R

カビの生えない・きれいなお風呂

お風呂物語

入れてもらえば 気持ちは良いが、
 どこか気兼ねな もらい風呂


Dr1
『お風呂物語』が選ばれる理由がここにあります。

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