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2016年11月 4日 (金)

妄想劇場・特別編 (知られざる深層)

妄想劇場・特別編

昨日という日は歴史、今日という日はプレゼント
明日という日はミステリ


雨の降るほど 噂はあれど ただの一度も 濡れはせぬ
文字で口説いて 気持ちで惚れて 姿に見とれて 身に溺れ


A11


ニュースの深層・知られざるヒストリー

ひまわりが咲く日:児童虐待を追う 


Himawari


昨年2月の母親の裁判。


「マー、マー」――。あどけない可愛い声が法廷に響いた。
生前の智樹君を撮ったビデオだった。
傍聴席は音声しか聞こえない。それでも、
よちよち歩きで母親に甘える姿が目に浮かぶ。
映像を見た女性裁判員は、涙ぐんでいた。・・・

「子供がぐったりしている」。同年3月3日、県中央
こども家庭センターに、母親から電話があった。
連絡を受けた桜井市職員が自宅に駆けつけると、
母親は「どうしよう、えらいことになった」と泣き叫び、
すがりついてきた。

布団に寝かされた智樹君は顔面そうはくで、ハァハァと
かすかな息づかいが聞こえた。
救急搬送されたが、栄養失調でその日に死亡した。
胃や腸にはほとんど何も残っていなかった。


「人として許せない」 当時の捜査員は語る
「『かたきをとってやるからな』という思いだった」。
当時の県警捜査1課の捜査員は振り返る。
「どれほどおなかがすいていたんだろう。
児童虐待は犯罪の中でも最も悲惨。
警察官の前に、親として、人として許せない」


「頭が良く、樹木のようなおおらかな子に」。
そんな願いを込めて名前をつけた両親。
それぞれ11年2月と3月、保護責任者遺棄致死罪で
実刑判決を受け、今も服役している。

ささいなきっかけで一変した幸せな日々

04年7月、帝王切開の難産で生まれた。初めて抱いた時、
母親はとても喜んだ。近所のスーパーでばったり会った
同級生に「私に似ている?主人に似ている?」と
うれしそうに話していた。
妹もでき6畳のワンルームマンションで両親と4人暮らし。
ただ、楽しい時間は短かった。

ささいなことだった。妹の腕を誤って踏んだ。
両親は07年1月、室内にある高さ約190センチのロフトで
一人だけ別に生活させた。
09年4月ごろには、ケチャップをまき散らしたとして、
トイレに閉じ込め、食事は1日におにぎりと水だけにと
エスカレート。

孫に会いたいと願う祖母の面会も断り続けた。
10年2月ごろには、衰弱のため全く食事ができなくなった。
風呂に入れてもらえず、服の着替えもさせてもらうことがなかった。

母親のパート店員、女性容疑者(26)が、
夫の男性容疑者(35)からドメスティックバイオレンス
(家庭内暴力、DV)を受けていたことが
関係者への取材で分かった。
女性容疑者は「長男の顔が夫と似ていて腹が立った」と
供述しているが、DVが虐待の引き金になったとみられる。

男性容疑者は約3年前から、借金問題などで夫婦仲が
冷え込んだと説明。
逮捕当初は、「妻に負い目があり、長男に構うと
夫婦げんかになるので、食事を与えられていなくても、
見て見ぬふりをしていた」と直接的な暴行は否定していた。
だが、最近になって、「3年前頃から、イライラしたりした時に
手を出した。これまで10回くらい殴るなどした」と
虐待を認め始めたという。

両容疑者は03年5月に結婚し、04年7月に長男が生まれた。
関係者によると、女性容疑者は長女を妊娠中「夫に
腹をけられた」と訴えてきたといい、DVを継続的に受けていた
可能性がある。さらに男性容疑者は、妻が他の男性と
親しくしていると疑い、つきまとうようになった。

元同僚の主婦(38)らによると、女性容疑者は夫について
「コンビニに行く時も、監視するようについて来る」と漏らし、
元上司の男性(48)にも「夫はストーカーみたい」と話し、
不満を募らせていた。

捜査関係者によると、女性容疑者は約3年前から
夫と不仲になり、「うっ憤がたまった時に、
長男が夫のように見えてくる」と供述しており、
夫のDVやストーカー的な行動に対する怒りや不満が、
長男への虐待につながった可能性が浮上している。

女性容疑者は「私が母親じゃなかったら元気で
育っていたと思う」と言い、泣きじゃくったらしい。
このDVの話がホントなら文字通り、虐待の連鎖と言える・・・

保護責任者遺棄致死罪に問われた母親の無職女性被告(27)の
裁判員裁判で、奈良地裁は10日、
「子どもを人間扱いしていないような無慈悲で残酷な犯行で、
自分のストレスのはけ口とするなど動機も
自己中心的だ」などとして、
懲役9年6月(求刑懲役10年)の判決を言い渡した

公判で女性被告側は起訴事実を認めた上で、
犯行当時心神喪失か心神耗弱状態だったとして、
懲役2年が相当と主張したが、

裁判長は「パートの仕事を続けているほか、自ら
児童相談所に通報しており、善悪を判断する能力が
著しく損なわれてはいなかった」として退けたとの事。

父親の男性被告(36)の裁判員裁判の判決公判が3日、
奈良地裁であった。 裁判長は「人間として扱っていないかのような
陰湿で卑劣な犯行」として、母親の女性受刑者(27)と同じ
懲役9年6月(求刑懲役10年)を言い渡した。

記者は、智樹君の遺体写真を初めて見た時。
子供の虐待死のむごさに、言葉も出なかった。
死ぬ間際、智樹君の手は母親の襟元をつかんでいたという。
母親が法廷で証言した、その話を忘れることができなかった。

智樹君は何を思って、母親に手を伸ばしたのだろう。
「ママに愛されたい」。最後の最後まで、そう思いながら
死んでいったのだろうか…。

せつなくて息が苦しくなる。なぜ、両親はこれほどまでの
虐待をしたのか。
事件発生当時から取材し、両親の裁判をすべて傍聴しても
見つからなかった答え。・・・
写真がもう一度、現場に向かわせた。・・・



3111


「自分を気にしてくれる大人がいた」。
うれしくて、「何があっても守るから」との言葉にも押され、
虐待のすべてを打ち明けた。
庄治先生はその凄まじさに驚き、学年主任の男性教師らに報告。
そして父と継母を学校に呼び出した。

「しつけ」との言い訳をする2人に、庄治先生は「これは虐待です。
今度、虐待の形跡があれば警察に連絡します」。
最後に立ち上がって「あかんもんはあかん」と引かなかった。

ただ、虐待は、服の下に隠れる尻をたたくなど陰湿化。
ついに父に首を絞められる出来事が起きた。
家を出て、庄治先生の自宅に向かった。
途中で偶然、庄治先生を見かけたが、幼い子供の手を引く姿に
「迷惑になる」と、声をかけるのを思いとどまった。

結局、学年主任に電話で伝え、駆けつけた庄治先生らに
助けられ、
最終的に児童相談所に保護された。
7年間続いた虐待が終わった。
「永遠に続く闇のトンネルがパカッと割れて、大きな手が
救い出してくれたような感じだった」

優しさ戻った父が自殺、

継母は孤独死 ただ、父と次兄が気がかりだった。
中学2年の終わりごろ、児童養護施設の職員から
父が離婚したと聞いた。

どうしても会いたくなり、施設を抜け出した。「妙子」。
父に名前を久しぶりに呼ばれた。2人とも涙が止まらなかった。
背中をトン、トンと優しくたたき謝る父。
首を横に振るのが精いっぱいだった。
「優しいお父ちゃんに戻ってくれた」。
次兄も「もう大丈夫」と笑顔を見せた。それなのに…。

数カ月後、父は洗剤を飲み、自殺を図った。
次兄と病院に駆けつけると、家を出た長兄や継母、
義弟もやってきた。
家族がそろうのは約1年半ぶりだった。

父は集中治療室のベッドに横たわり、医療器具や
管につながれていた。
筆談ができるまで回復すると「おれは生きていたら
あかん人間や。本当に悪かった。
大好きなお前たちやったのに。謝っても謝っても
許されることではない」とノートに書いた。

「家族でやり直そう。死んだらあかん」。
祈りは届かず約半年後に亡くなった。
「命を粗末にして」。悲しいけど悔しかった。
その時、島田さんは16歳。既に社会に出て働いていた。

それから約20年後、継母が自宅で孤独死した。
離婚後、酒を浴びるように飲み、借金を重ねていた。
死ぬ直前、「心の中に、あなたたちにしたことが
いつも残っていて…。どうか許してほしい」。

島田さんは「心が病気になっていただけ。
自分を反省して気付いた瞬間からスタートだよ」と伝えた。
継母の目には涙があふれていた。

次兄まで無念の死、

不幸は続いた。結婚し、子供にも恵まれた次兄。
ずっと島田さんの親代わりだった。、41歳で亡くなった。
白血病だった。

次兄は病床で「虐待で死ぬかも知れないという思いをしてきたが、
親となり、仕事もさせてもらって、朝目覚めるだけで幸せや」。
病気で苦しむ子と親を支援する活動をしたいと話していた。
仕事がしたい、人の役に立ちたい。そう願いながら死んでいった。

残された島田さん。

「恨みや悲しみに時間を費やすなんてもったいない。
一生懸命生きよう」と心底、思った。
22歳で結婚し、現在は3児の母。
つらい日々を送っている人が笑顔で過ごせるようにとの思いから、
次兄の死後、人前で虐待を受けた体験を語り始めた。

体験談「e love smile~いい愛の笑顔を~」を出版。
何度も涙しながら書き上げた。
受けた虐待の傷は深い。だからこそ、「今日を生きていることに
感謝したい」。明るい声で言い切った。


Author :毎日新聞 地方版
ひまわりが咲く日:児童虐待を追う 


こうして、こうすりゃ、こうなるものと、知りつつ、こうして、こうなった


歌は心の走馬灯、歌は世につれ、世は歌につれ、   
   人生、絵模様、万華鏡…



最後にもう一度





時は絶えず流れ、今、微笑む花も、明日には枯れる


A6



P R

      
カビの生えない・きれいなお風呂

お風呂物語

入れてもらえば気持ちは良いが、
        どこか気兼ねなもらい風呂

    Diy
『お風呂物語』が選ばれる理由がここにあります。
            
            http://campbll-net.com/

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