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2017年3月29日 (水)

妄想劇場・歴史への訪問

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昨日という日は歴史、今日という日はプレゼント
明日という日はミステリー


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むかしむかし、あるところに、心やさしいおばあさんと
欲深いおばあさんがとなり合わせに住んでいました。
ある朝、心やさしいおばあさんが、ほうきで庭を
はいていますと、庭のすみの草むらでチイチイと
悲しそうに鳴くスズメがいました。

「おおっ、可哀想に」
心やさしいおばあさんがスズメを手のひらに
そっとのせますと、なんとスズメの腰の骨が
折れているではありませんか。
おばあさんはそのスズメを家へ連れてかえり、
一生懸命に看病しました。
するとだんだん、スズメの傷は治っていきました。

ある日の事、スズメが何か言いたそうにしています。
「どうしたんだい? ああ、元気になったので、
お家に帰りたいんだね」
おばあさんがスズメを庭先に出してやると、
スズメは元気よく飛んでいってしまいました。

「よかったわ、あんなに元気になって。でも、
あのスズメがいなくなると、なんだかさみしいね」

それから何日かたったある朝、いつものように
おばあさんが庭をほうきではいていますと、
なにやらなつかしい鳴き声が聞こえてきます。

「あれあれ、あんたはあの時のスズメかい? 
うれしいね、会いに来てくれたのかい」
スズメはうれしそうに鳴くと、おばあさんの前に
小さなタネを落として、そのまま飛んでいって
しまいました。

そのタネは、ひょうたんのタネです。
おばあさんはスズメにもらったひょうたんの
タネを、庭にまきました。

やがて秋になり、スズメのくれたひょうたんは
立派に成長して、たくさんのひょうたんが
実りました。

そしてすっかり大きくなったひょうたんを
取ってみると、なんだかすごく重たいのです。
「おや? どうしてこんなに重たいのかね? 
何かが入っているような」

おばあさんがそのひょうたんを割ってみますと、
不思議な事に中にはお米がたくさん
つまっているのです。
「あれまあ、不思議な事もあるものだね」
おばあさんは、そのお米でご飯をたいてみました。

そのご飯の、おいしいこと。
おばあさんはそのひょうたんのお米を
近所の人にくばり、あまったお米を売って
お金持ちになりました。

さあ、それをねたましく思ったのは、隣の欲深い
おばあさんです。
欲深いおばあさんは庭で遊んでいるスズメに
石をぶつけてつかまえると、かわいそうに
そのスズメの腰の骨をむりやり折ってしまいました。

そしてその腰の折れたスズメをかごに入れると、
そのスズメに毎日えさをやりました。
「さあ、はやく良くなって、わたしにひょうたんの
タネを持ってくるんだよ」

そして、一ヶ月ほどがたちました。
「もうそろそろ、いいだろう」
欲深いおばあさんは、スズメを庭に連れ出すと
こう言いました。

「今すぐ飛んでいって、米のなるひょうたんのタネを
持ってくるんだよ。さもないと、お前を
ひねりつぶしてしまうからね」

スズメのキズはまだ治っていませんが、
こわくなったスズメは痛いのをガマンして、
そのまま飛んでいきました。

それから何日かたったある日の夕方、
毎日庭先でスズメが帰ってくるのを待っている
欲深いおばあさんの前に、あのスズメが
現れました。

「やれやれ、やっときたね」
欲深いおばあさんはスズメの落としていった
ひょうたんのタネを拾うと、それを庭にまきました。
そのひょうたんのタネはどんどん大きくなって、
秋には立派なひょうたんがたくさん実りました。

「よしよし、これでわたしも金持ちになれるよ」
おばあさんが包丁を持ってきて、一番大きな
ひょうたんの実を割ってみました。

すると中から出てきたのはお米ではなく、
毒ヘビやムカデやハチだったのです。
「ひぇーーー!」他のひょうたんからも毒ヘビや
ムカデやハチなどがたくさん出てきて、
欲深いおばあさんにおそいかかったそうです。


おしまい


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ある日の事、三ちゃんは竹やぶへ竹を切りに
行きました。
「どの竹を切ろうかな?」
三ちゃんがひとりごとを言うと、後ろの方から、
「・・・三ちゃん、・・・三ちゃん」と、小さな声が
聞こえました。

「おや、だれだろう?」
三ちゃんは、グルリとあたりを見回しました。
しかし、誰もいません。
ただ竹が、ザワザワとゆれるばかりです。
「なんだ、誰もいないじゃないか」
三ちゃんが歩き出すと、また、
「三ちゃあん、三ちゃあん」と、さっきよりも
大きな声が聞こえるのです。

「誰だい? さっきから呼んでるのは? 
どこにかくれているんだ?」
三ちゃんが言うと、すぐそばの竹が答えました。
「ここだよ、ここだよ。この竹の中だよ」
「この竹の中?」

三ちゃんは、竹に耳をつけてみました。
すると竹の中から、はっきりと声が聞こえてきます。
「三ちゃん、お願いだよ。この竹を切っとくれ」
そこで三ちゃんは、その竹を切り倒しました。
すると竹の中から、小さな小さな男の子が
飛びだしてきたのです。

「わぁーい、助かった。ありがとう!」
その男の子は、三ちゃんの小指ぐらいの
大きさです。

「お前は、何者だ?!」
「ぼくは、天の子どもだよ」小さな男の子は、
ピョンと三ちゃんの手のひらに飛び乗りました。
「ゆうべ、流れ星に乗って遊んでいたら、
いじわるな竹がぼくを閉じこめてしまったんだ。
でも三ちゃんのおかげで、助かったよ。
これでやっと、天に帰れる」

「そうか、それはよかったね。でもどうして、
ぼくの名まえを知ってるの?」
「天の子はね、世界中の事をみんな知って
いるんだよ」

「ふーん、すごいね。それで、きみの名前は?」
「ぼくの名前は、竹の子童子(たけのこどうじ)だよ」
「竹の子童子か。いくつ?」
「ぼくの年かい? 
まだ、たったの千二百三十四才だよ」
「うへぇ!」

三ちゃんがビックリすると、竹の子童子は
ニコニコして言いました。
「助けてもらったお礼に、三ちゃんの願いを
かなえてあげるよ」

「ほんとうかい?」
「ほんとうさ。天の子は、うそをつかないんだ。
それで、何が願いだい?」

三ちゃんは、しばらく考えてから答えました。
「ぼくを、お侍にしておくれ。強いお侍になって
武者修行(むしゃしゅぎょう)にいきたい」
「よし、じゃ、目をつぶって」

三ちゃんが目をつぶると、竹の子童子が
大きな声で言いました。
「竹の子、竹の子、三ちゃんをお侍にしておくれ。
・・・ほら三ちゃん、お侍になったよ」

三ちゃんが目を開けると、そこはにぎやかな
京の都で、三ちゃんはいつの間にか
立派なお侍になっていました。

「わあ、ほんとうにお侍だ! 竹の子童子、
ありがとう」
三ちゃんが手のひらを見ると、竹の子童子は
いなくなっていました。

おしまい

鬼が餅つきゃ、閻魔が捏ねる、そばで
  地蔵が食べたがる




B27


面影の夕ンゴ






P R : 

G・ブラックコート 

黒の復活(黒のコーティング)

G011

未塗装樹脂部分の白くなっている
箇所を→ 黒くします。



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