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2017年4月 4日 (火)

妄想劇場・一考編・ニュースの深層

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『ニュースの深層』

過去に起きていることから浮かび上がってくる
真実もある。・・・


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私はキャバ嬢でした。家がとても貧乏で、
夜働きながら大学へ行きました。
そんな私の初めてのお客様。

Yさん。70歳のお爺ちゃんです。

彼はとても口ベタでほとんど話しません。
何か話しかけても「うん。そうだね」ばかり。
でも毎週来てくれました。

時には同伴もしてくれました。
私は必死で話しかけましたが、いつも優しく
笑うばかり。

とても不思議な人でした。
夜の仕事をしていると、休みの日に会いたい、
ホテルに行きたい、そんなこと言う人が
ほとんどですが、彼は一切そんなこと
言いませんでした。
私がピンチな時は、決まって助けてくれました。

いつも静かにウィスキーを飲み、12時には帰って
行きます。
大学の卒業が決まり、夜の仕事を卒業する日。

いつもと変わらず来店してくれて、お疲れ様の
言葉をくれました。
翌日に珍しく彼の方からメールが来ました。
「今までお疲れ様

本当によく頑張ったね
君と過ごした時間は本当に楽しかった
これからは昼の人間
今まで夜の仕事で出会った人とは
もう関わってはいけないよ
夜の世界に戻ってきてはいけないよ

もちろん僕とも。。。
いつでも君のことを応援しています
もう会うことはないけれど
どうか夢が叶いますように。
頑張れ︎」

私は彼の言う通り、夜の仕事で出会った人との
連絡は断ちました。
でも、彼だけは連絡先を消せませんでした。
毎年一度だけ、彼の誕生日にメールをしました。

「誕生日おめでとう
体調崩してませんか?
この間、初めての契約がとれました」

「誕生日おめでとう
お元気ですか?
私は後輩ができました
仕事頑張ってます」

「誕生日おめでとう
毎年約束を破ってすみません。
仕事が上手くいかなくて
正直辞めたいです。

もう頑張れないよ。。。」
3年目のメールで初めて返信が
来ました。

「突然のメール申し訳ございません。
Yの娘です。

先日父はガンで他界しました。
貴方に伝えたいことがあってメール
させていただきました。
父の日記です。
父の想いが伝わったら幸いです。

お仕事頑張ってください。
今日も彼女は楽しそうに大学の
話をしてくれた。
夢を語る彼女はキラキラしてる。
応援していますよ。

今日はお寿司を食べに行った。
本当に美味しそうに食べてくれて
嬉しかった。
昼は学校、夜は仕事。
ちゃんと寝てるのか心配だ。

進級おめでとう。
あと一年で卒業ですね。
応援してます。
最近遊びほうけてるみたいだけど、
ちゃんと勉強もするんだよ。

就職が決まったようだ。
おめでとう。
夢への第一歩ですね。

やっと卒業した。
夢に向かって頑張ってほしい。
頑張り屋さんだからきっと大丈夫。
頑張れ︎

誕生日のお祝いメールが来た。
覚えててくれて嬉しい。
仕事頑張ってるみたいで良かった。

でも、返信してはいけないな。
彼女は自分の力で未来を掴んだの
だから。。。

今年もメールが来た。
先輩かー。
彼女のことだから張り切って世話
やいてるんだろうな。
仕事楽しそうで何より。

仕事が大変みたいだ
頑張れ︎
辞めてはいけないよ。
彼女は強いからきっと大丈夫。
応援していますよ
君なら大丈夫だ」

今年で社会人6年目。
今、仕事が楽しいです。
毎日頑張ってます。

天国のYさんへ届くように・・・


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昔、オンボロアパートで一人暮らしをしていた
時の切なくなる思いで。・・・

安月給で金は無かったが無いは無いなりに
何とか喰ってはいけた。
隣の部屋には50代くらいのお父さんと
小学2年生の女の子が暮らしていた。

お父さんとは会えば挨拶する程度だったが
娘の陽子ちゃんは仕事から帰ってくると
いつも共同スペースの洗濯場で洗濯を
していたので、会う機会も多く良く話はした。

いつだったか、夕方「今日もお父さん遅いの?」
「うん」などと会話をしてたら俺の腹が「グーー」

「あれ?お兄ちゃん、お腹空いてるの?」
「まあね」
「ちょっと待ってて」と言うと部屋に入り、
まもなくして形の「いびつ」なおにぎりを
持ってきてくれた。
味も何も無いおにぎりだったけど俺は
「ありがと」と言って、たいらげた。

それから彼女と会わない日が続いた。

どうしたのかな?と思う程度で気にはしなかった。
ある日、仕事から帰ると救急車が止まっていた。
何だ何だと覗いてみる「何かあったんですか?」
駆けつけてた大家さんに聞く。

「無理心中だよ」
「まいったよ、よそで死んでくれれば良いのに」と
吐き捨てるように言う。

やがて救急隊が担架を運んでくる。
顔までかけられた毛布がすでに死んでいるのを
物語るあれ?担架に納まる身体が小さい。

子供?ま・さ・か・・・。後から判った事だが、
お父さんは病気がちで仕事もできず。
ガスも水道も止められていたらしい最後の電気が
止められる時、事情を聞きに市役所の職員が
大家さんと訪問して事件が発覚したそうだ。

食べる物も無く米どころか食品は何も
無かったそうだ
「あれ?お兄ちゃん、お腹空いてるの?」
その言葉が脳裏に浮かんでくる・・・

あの時すでに食べる物はもう無かったん
じゃないのだろうか?
たまたまお腹を空かしてた俺を、可愛そうと思い、
あの小さな手で一生懸命おにぎりを作って
くれたんじゃないだろうか?

自分の食べる分も無いのに・・・・。
自然に涙がこみ上げてきた。やるせなかった。
その後、間をおかず引越ししたが。
今でもあのアパートの近くを通ると思いだす。
・・・


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今日は結婚記念日でカミさんと外食した。

レストランはそこそこに混んでいてガヤガヤ
うるさかった。
特に隣の家族がうるさくって、カミさんとちょっと
顔を見合わせて苦笑いをしたぐらいだった。

父親が子供にいろいろ質問しては笑うっていうのが
えんえん続いてこっちもうんざりしてた。
しかも、その父親がやたらと大きく咳き込むので
実際鬱陶しかった。

しばらくすると、ウチのカミさんがその家族の
父親を見て、
「ちょっとあのお父さん見て」と言うので、
見つめるのも失礼なので向いの鏡越しに
彼の後姿をみてみた。

咳き込むたびにハンカチを口に当てていて、
それをポケットにしまうのが見えた。
ハンカチは血だらけだった。
咳き込んだあとは赤ワインを口に含んで
子供たちにばれないよう大声で笑い
ごまかしていた。

向いに座っていた彼の奥さんは笑っていたが、
今にも泣きそうな顔をしていた。
奥さんはどうやら事情を知っているみたいだった。
その父親が何らかの重い病気なのは明らかだった。
うちのカミさんはちょっともらい涙していた。

帰りに俺は無神経にも「今日はなんか暗い
結婚記念日になっちゃったな。台無しだよな」と
カミさんにいった。

カミさんはちょっと沈黙を置いて、
「かっこよかったじゃんあのお父さん。
ああいうお父さんになってね」って涙声で
俺に言った。俺もちょっと泣いた。


2chの切ない話しまとめ。
http://kandoustory.con-ple.com/


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歌は心の走馬灯、歌は世につれ、
 世は歌につれ、
  人生、絵模様、万華鏡…



秘恋 (Secret Love, Foi Ontem)

      



P R : 

G・ブラックコート  

黒の復活 (黒のコーティング)

G02

未塗装樹脂部分の白くなっている
箇所を→ 黒くします。

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