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2017年4月13日 (木)

妄想劇場・歴史への訪問

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昨日という日は歴史、今日という日はプレゼント
明日という日はミステリー

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むかしむかし、あるところに、たのきゅうという
旅の役者がいました。
お母さんが病気だという手紙がきたので、
大急ぎで戻る途中です。

ところが、ある山のふもとまで来ると、
日が暮れてしまいました。
すると茶店のおばあさんが、たのきゅうに
言いました。
「およしなさい。この山には大きなヘビがいるから、
夜は危ないよ」

でもたのきゅうは病気のお母さんが心配なので、
山へ登っていきました。
そして峠(とうげ)でひと休みしていると、白髪の
おじいさんが出てきて言いました。

「お前さんは、だれだ?」
「わしは、たのきゅうという者じゃ」
だけどおじいさんは、『たのきゅう』を『たぬき』と
聞き間違えました。

「たぬきか。たぬきなら、化けるのがうまいだろ。
さあ、化けてみろ。わしは大ヘビだ。
わしも化けているんだ」
大ヘビと聞いて、たのきゅうはびっくり。

「さあ、はやく化けてみろ。それとも、化けるのが
下手なのか?」
怖さのあまりブルブルとふるえていたたのきゅうですが、
大ヘビに下手と言われて役者魂に火がつきました。

「下手? このわしが下手だと? よし、待っていろ。
いま、人間の女に化けてやる」
たのきゅうは荷物の中から取り出した女のかつらと
着物を着て、色っぽく踊って見せました。

「ほほう、思ったより上手じゃ」と、おじいさんは、
感心しました。 そして、
「ときに、お前のきらいな物は、なんじゃ?」と、
聞きました。

「わしのきらいなのは、お金だ。あんたのきらいな物は、
何だね?」
「わしか? わしのきらいな物は、タバコのヤニと
カキのシブだ。これを体につけられたら、
しびれてしまうからな。

さて、お前はたぬきだから助けてやるが、
この事は決して人間に言ってはならんぞ。
じゃ、今夜はこれで別れよう」

そう言ったかと思うと、おじいさんの姿は
見えなくなってしまいました。
「やれやれ、助かった」
たのきゅうはホッとして山を下り、ふもとに
着いたのはちょうど夜明けでした。

たのきゅうは村人たちに、大ヘビから聞いた
話をしました。「と、言うわけだから、
タバコのヤニとカキのシブを集めて
、大ヘビのほら穴に投げ込むといい。
そうすれば大ヘビを退治出来て、安心して
暮らせるというもんじゃ」

それを聞いて、村人たちは大喜びです。
さっそくタバコのヤニとカキのシブを出来るだけ
たくさん集めて、大ヘビのほら穴に投げ込みました。
「うひゃーあ、こりゃあ、たまらねえ!」

大ヘビは死にものぐるいで隣の山に逃げ出して
、なんとか命だけは助かりました。
「きっと、あのたぬきのやつが、わしのきらいな物を
人間どもにしゃベったにちがいない。
おのれ、たぬきめ! どうするか覚えてろ!」

大ヘビは、カンカンになって怒りました。
そしてたのきゅうが一番きらい物は、
お金だという事を思い出しました。
そこで大ヘビはたくさんのお金を用意すると、
たのきゅうの家を探して歩きました。

そしてやっとたのきゅうの家を探し当てたのですが、
家の戸がぴったりと閉まっていて中には入れません。
「さて、どうやって入ろうか? ・・・うん?」

そのとき大ヘビは、屋根にあるけむり出し口を
見つけました。
「それっ、たぬきめ、思い知れっ!」
大ヘビは、けむり出し口からお金を
投げ込んでいきました。

おかげでたのきゅうは大金を手に入れて、
そのお金で良い薬を買うことが出来たので、
お母さんの病気はすっかり治ったと言うことです。

・・・
おしまい

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むかし江戸の町に、『どうも』」という医者と、
『こうも』という医者が住んでいました。
二人とも腕が良く、日本一の医者と
言われていました。

ところが、日本一が二人もいるのは変です。
そこで二人はいつも、
「わしが、日本一の医者じゃ」
「いいや、わしが、日本一の医者よ」と、けんかを
していました。

ある日の事、どちらが本当の日本一か、
二人は腕比べをすることにしました。
まず、どうもが言いました。
「切った腕を、すぐにつなぐ事が出来るか?」
「そんな事は、たやすい事よ」
「それなら、やってみろ」

どうもが自分の腕を、刀で切り落としました。
するとこうもが、たちまちどうもの腕をつなぎました。
つないだ腕は元通りで、つないだあとが
全くわかりません。

「次は、お前の番だ」
今度は、こうもが自分の腕を刀で切り落としました。
するとどうもが、すぐに腕をつなぎました。
これもつないだあとがわからないくらい、
上手につないであります。

どっちも見事な腕前で、これではどちらが
日本一かわかりません。すると、こうもが
言いました。
「腕をつないだくらいでは、腕比べにならん。
次は首のつなぎ比べでどうじゃ?」
「よかろう。たやすい事よ」

すると、こうもがどうもの首を切って、
どうもを殺してしまいました。
まわりで見物していた人々は、ビックリです。
でも、こうもは、「みんな、おどろく事はない」と、
たちまちどうもの首をつないで生き返らせました。

「おおっ、これは見事!」
みんなは、手をたたいて感心しました。
「今度は、わしの番じゃ」
次は、どうもがこうもの首を切りました。
そしてどうもも、たちまちこうもの首を元通りに
つないで生き返らせました。

どちらも見事な腕前で、なかなか勝負が
つきません。
「うーん。代わりばんこでは、勝負にならん。
今度は両方いっぺんに、首を切ってみては
どうじゃ? 
そしてはやく首をつないだ方が、勝ちじゃ」

どうもが言うと、こうもも賛成しました。
「それは、おもしろい。では、一、二、三! で、
はじめるぞ」「おおっ」
「それ、一、二、三!」

二人は一緒に、相手の首を切りました。
ところが両方一緒に首を切ってしまったので、
首をつないで生き返らせてくれる人がいません。
どうする事も出来ず、二人は死んでしまいました。

それからです。
『どうもこうもできない』と、いう言葉が
できたそうです。・・・

おしまい


鬼が餅つきゃ、閻魔が捏ねる、そばで
  地蔵が食べたがる


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愛の終止符






P R : 

G・ブラックコート  

黒の復活
(黒のコーティング)

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未塗装樹脂部分の白くなっている
箇所を→ 黒くします。


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