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2017年5月15日 (月)

妄想劇場・チャンネルニュース・掲示板

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幸せがつづいても、不幸になるとは言えない
 不幸がつづいても、幸せが来るとは限らない

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ある書道の時間のことです。
教壇から見ていると、筆の持ち方がおかしい
女子生徒がいました。
傍に寄って「その持ち方は違うよ」と言おうとした私は
咄嗟にその言葉を呑み込みました。
彼女の右手は義手だったのです。

「大変だろうけど頑張ってね」と自然に言葉を変えた私に
「はい、ありがどうございます」と明るく爽やかな答えを
返してくれました。

彼女は湯島今日子(仮名)といいます。
ハンディがあることを感じさせないくらい
勉強もスポーツも掃除も見事にこなす子でした。
もちろん、書道の腕前もなかなかのものでした。

三年生の時の運動会で、彼女は皆と一緒にダンスに
出場していました。
一㍍ほどの青い布を左右の手に巧みに持ち替えながら、
音楽に合わせて踊る姿に感動を抑えられなかった私は、
彼女に手紙を書きました。

「きょうのダンスは一際見事だった。
校長先生もいたく感動していた。
私たちが知らないところでどんな苦労があったのか、
あの布捌きの秘密を私たちに教えてほしい」という
内容です。

四日後、彼女から便箋十七枚にも及ぶ手紙が届きました。
ダンスの布については義手の親指と人差し指の間に
両面テープを張って持ち替えていたとのことで、
「先生のところまでは届かなかったかもしれませんが、
テープから布が離れる時、ジュッという音がしていました。

その音は私にしか聞こえない寂しい音です」と
書かれてありました。「寂しい音」。
この言葉に私は心の奥に秘めた
人に言えない彼女の苦しみを見た思いがしました。

十七枚の便箋に書かれてあったのはそれだけでは
ありません。
そこには生まれてから今日まで
彼女が生きてきた道が綿々と綴られていました。

彼女が右手を失ったのは三歳の時でした。
家族が目を離した隙に囲炉裏に落ちて手が焼けて
しまったのです。
切断手術をする度に腕が短くなり、最後に肘と肩の
中間の位置くらいから義手を取り付けなくては
ならなくなりました。

彼女は、小学校入学までの三年間、
事故や病気で体が不自由になった子供たちの施設に
預けられることになりました。
「友達と仲良くするんだよ」と言って去った両親の後ろ姿を
ニコニコと笑顔で見送った後、
施設の中で三日間泣き通したといいます。

しかし、それ以降は一度も泣くことなく、仲間とともに
三年間を過ごすのです。
そして、いよいよ施設を出る時、庭の隅にある
大きな銀杏の木にぽっかり空いた洞の中で、
園長先生が彼女を膝に乗せてこのような話をされました。

「今日子ちゃんがここに来てからもう三年になるね。
明日家に帰るけれども、帰って少しすると今度は
小学校に入学する。
でも今日子ちゃんは三年もここに来ていたから
知らないお友達ばかりだと思うの。

そうするとね、同じ年の子供たちが周りに集まってきて、
今日子ちゃんの手は一つしかないの?
なにその手?と不思議がるかもしれない。

だけどその時に怒ったり泣いたり隠れたりしては駄目。
その時は辛いだろうけど笑顔でお手々を
見せてあげてちょうだい。
そして『小さい時に火傷してしまったの。

お父ちゃんは私を抱っこしてねんねする時、
この短い手を丸ちゃん可愛い、丸ちゃん可愛いと
なでてくれるの』と話しなさい。
いい?」

彼女が「はい」と元気な明るい返事をすると、
園長先生は彼女をぎゅっと抱きしめて声をころして
泣きました。
彼女も園長先生の大きな懐に飛び込んで三年ぶりに
声を限りに泣いたそうです。

故郷に帰って小学校に入った彼女を待っていたのは
案の定「その手、気持ち悪い」という子供たちの
反応でした。

しかし、彼女は園長先生との約束どおり、
腕を見せては「これは丸ちゃんという名前なの」と
明るく笑いました。すると皆うつむき、
それから誰もいじめる子はいなくなったといいます。

私が教室で愛語について話した時、
彼女は「酒井先生は愛語という言葉があると
黒板に書いて教えてくれたけど、
園長先生が私にしてくれたお話が
まさに愛語だったのだと思います」と感想を
語ってくれました。

彼女はその後、大学を出て
「辛い思いをしている子供たちのために一生を
捧げたい」と千葉県にある肢体不自由児の
施設に就職。いまでも時々、写真や手紙などを
送ってくれています。



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顔の丸い、笑顔の素晴らしい青年だ。
何か生き生きとしている。

その彼、西村君は幼い頃から、いつもワンテンポ
遅れるので成績もいまいちだった。
仕事に就いても上手でないために叱られてばかりいた。
しかし、一つだけ素晴らしい性質を持っていた。
それは素直さだった。

美容室の採用試験の時、経営トップだった大野さんが
面接し、彼のヤンキーな衣装のひどさにかわいそうになり、
つい一言忠告した。

「君ね。その言葉遣いと、そんな服装では、
あなたをどこの会社も採用してくれないよ。
ウン! スン! と返事をしないでハイに直し、
背広に身を包んできなさい」と言われ、二日後
人から借りた寸足らずの背広で態度も変えて、
再度面接を受けたのである。

その日は大野さんは出張で、オーナーの日向さんが
受け持ったため合格してしまった。
後で知った大野さんは苦虫をかみつぶした顔で
オーナーに迫った。

日向さんは「いろんな人がいたほうがいい。
彼のいかにも借り物と分かる背広姿が私の心を打ったの」。
日向さんの見込み通り、西村君は天使になった。

彼は人から何を言われても美容師という仕事が好きな上、
先輩から「ヘタ、遅い」と言われても、
それを苦にとらず、早く仕事をする工夫や、どうしたら、
例えばクシ洗いもきれいに仕上がるか丁寧に見直した。

そのおかげでささいな作業でも誰よりも速く丁寧で、
きれいにできるようになった。
自分の苦手なカールという仕事などは上手な先輩に譲り、
傍で見学した。

いろいろな先輩の苦情もやわらかく受け止め、
素直に仕事を工夫していったのである。
いまではそれが生き方になり、その会社において
「なくてはならない存在」になってしまったという。

日向さんから「彼なくして会社はまわらない」とまで信頼され、
新人たちの鑑になり、しかも指導者の一人に選ばれ、
尊敬されている。

大野さんも「実にいい顔になった。
私が恥ずかしいくらいです」と言われる。
素直とはなんと素晴らしい性質だろう。
笑顔で周囲を救い始めたのである。
       (略)
私の二十代、三十代の頃、大野さんたちのように、
人のために祈り、人のために人生を尽くそうとしただろうか。
過去を消せる消しゴムがあったなら、
あれこれの汚れを消したい思いで一杯だ。

天使たちは皆笑顔がすばらしく、やさしい目をしている。



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ある新聞記者がマザー・テレサにこんな質問をしたそうです。

「あなたがたったいま死にかけている人を助けて
何になるのですか?この人は必ず死ぬのですから、
そんなことをしても世の中は変わらないのでは
ないのですか」と。

マザー・テレサは毅然としてこう答えられました。

「私たちは社会を変えようとしているのではありません。
いま、目の前に飢えている人がいたら、
その人の飢えを満たしてあげる。
ただそれだけでいいのです。

確かに、そのこと自体で世の中は変わらないでしょう。
でも、目の前に渇いている人がいれば、
その渇きを満たすために
私たちはそのいのちに仕えていくのです」
 
彼女は別の場所ではこうも言っています。

「私たちのやっていることは
僅かな一滴を大海に投じているようなものです。
ただ、その一滴なくしてこの大海原はないのです」。

私たちのレインボー・ホームもそうありたいのです。
人は「インドで僅か十人、二十人の親のない子供たちを
助けてどうなるのですか。
世界にはもっとたくさんの孤児がいるのに」と
言うかもしれません。

しかし、目の前で「寂しい」と泣いている子供たちが
いるのです。
それは私たちにとってかけがえのないいのちであり、
自分自身なのです。
そのいのちをそっと抱きしめてあげるだけでよいのです。

ボランティアとは、自発的に無償で他に奉仕することを
意味するのですが、その奥には

「人間は他のいのちに仕えるとき、
自分のいのちが最も輝く」という、生命の法則を
実践で知ることに意味があると言います。

・・・


Author :人間力.com
http://chichi-ningenryoku.com/




B



歌は心の走馬灯、歌は世につれ、
 世は歌につれ、
  人生、絵模様、万華鏡…



ちよつとだけルンバ

      




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Bu

隙間産業(ニッチ市場)

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