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2017年6月19日 (月)

妄想劇場・チャンネルニュース・掲示板

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幸せがつづいても、不幸になるとは言えない
 不幸がつづいても、幸せが来るとは限らない


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付き合って3年の彼女に唐突に振られた。

「他に好きな男が出来たんだー、じゃーねー」

就職して2年、そろそろ結婚とかも真剣に
考えてたっつーのに、目の前が真っ暗になった。
俺は本当に彼女が好きだったし、勿論浮気も
したことないし、そりゃ俺は 格別イイ男って
訳じゃなかったけど、彼女の事は本当に
大事にしてたつもりだった。

なのに、すっげーあっさりスッパリやられた。
どーにもこーにも収まりつかなくて、
電話するも着信拒否、
家行っても いつも留守、バイト先も辞めてた。
徹底的に避けられた。

もーショックですげー荒れた。仕事に打ち込みまくった。
それから半年、お陰で同期の中でダントツの
出世頭になってた。

彼女の事も、少しずつ忘れ始めてた、そんなある日。
携帯に知らない番号から電話がかかってきた。
最初は悪戯とかだと思って無視ってたんだけど、
何回もかかってくる。 仕方ないから出た。
別れた彼女の妹を名乗る女からだった。
その女が俺に言った。

「お姉ちゃんに会いに来てくれませんか?」

・・・彼女は白血病にかかっていて、入院していた。
ドナーがやっと見つかったものの、状態は非常に悪く、
手術をしても 助かる確率は五分五分だという。
入院したのは俺と別れた直後だった。
俺は、病院へ駆けつけた。 無菌室にいる彼女を
ガラス越しに見た瞬間、俺は周りの目を忘れて
怒鳴った。

「お前、何勝手な真似してんだよっ!
俺はそんなに頼りないかよっ!!」

彼女は俺の姿を見て、しばらく呆然としていた。
どうして俺がここに居るのかわからない、という
顔だった。その姿は本当に小さくて、今にも
消えてしまいそうだった。
でもすぐに、彼女はハッと我に返った顔になり、
険しい顔でそっぽを向いた。

俺は、その場に泣き崩れた。堪らなかった、
この期に及んでまだ意地をはる彼女の心が、
愛しくて、悲しくて、涙が止まらなかった。
その日から手術までの2週間、俺は毎日
病院に通った。けれど、彼女は変わらず頑なに
俺を拒絶し続けた。

そして手術の日。俺は会社を休んで病院に居た。
俺が病院に着いた時にはもう彼女は手術室の
中だった。手術は無事成功。けれど、
安心は出来なかった。

抗生物質を飲み、経過を慎重に見なくては
ならないと医者が言った。
俺は手術後も毎日病院に通った。彼女は、
ゆっくりではあるけれど、回復していった。
そして彼女は、相変わらず俺の顔も見ようと
しなかった。

ようやく退院出来る日が来た。
定期的に検査の為、通院しなくてはならないし、
薬は飲まなくてはならないけれど、 日常生活を
送れるまでに彼女は回復した。
俺は当然、彼女に会いに行った。お祝いの花束と
贈り物を持って。・・・

「退院、おめでとう」

そう言って、花束を手渡した。
彼女は無言で受け取ってくれた。
俺はポケットから小さい箱を取り出して中身を見せた。
俗に言う給料の3ヶ月分ってヤツ。
「これももらって欲しいんだけど。俺、本気だから」

そう言ったら、彼女は凄く驚いた顔をしてから、
俯いた。「馬鹿じゃないの」
彼女の肩が震えていた。

「うん、俺馬鹿だよ。お前がどんな思いしてたかなんて
全然知らなかった。本当にごめん」
「私、これから先だってどうなるかわからないんだよ?」
「知ってる。色々これでも勉強したから。で、
どうかな?俺の嫁さんになってくれる?」

彼女は顔を上げて、涙いっぱいの目で俺を見た。
「ありがとう」
俺は彼女を抱きしめて、一緒に泣いた。
ウチの親には反対されたけど、俺は彼女と結婚した。

それから2年。
あまり体は強くないけれど、気は人一倍強い
嫁さんの尻に敷かれてる俺がいる。
子供もいつか授かればいいな、という感じで
無理せず暢気に構えてる。・・・

——後日談——-
嫁さんのお腹に新しい命が宿ってるってわかった。
「子供は授かりものだから、無理しないで
のんびり構えとこう」とか言ってたけど、
正直諦め気味だった。

まだ豆粒みたいなもんなんだろうけど、
俺と嫁さんの子供が嫁さんのお腹の中にいる。
そう思っただけで、何か訳の分からない熱いものが
胸の奥からこみ上げてきて、泣いた。
嫁さんも泣いてた。

実家に電話したら、結婚の時あんだけ反対してた
ウチの親まで泣き出した。
「良かったなぁ、良かったなぁ。神様はちゃんと
おるんやなぁ」 って。

嫁さんの親御さんは 「ありがとう、ありがとう」 って
泣いてた。皆で泣きまくり。
嫁さんは身体があんまり丈夫じゃないから、
産まれるまで色々大変だろうけど、
俺は死ぬ気で嫁さんと子供を守り抜く。
誰よりも強いお父さんになってやる。

でも、今だけはカッコ悪く泣かせて欲しい。
・・おわり


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小学校6年くらいの時の事
親友と、先生の資料整理の手伝いをしていた時、
親友が「アッ」と小さく叫んだのでそちらを見たら、
名簿の私の名前の後ろに『養女』と書いてあった。

その時まで実の両親だと思っていたので心底
衝撃を受けた。
帰り道、どんな顔で家に帰っていいか分からず、
公園のブランコに座って立てなくなった私に、
親友はずっと付き添っていてくれ、
「よし、じゃあ私と姉妹の盃を交そう」とか言って、
カバンからメロンのアイスの容器を出して、
水道の水をくんで飲んだ。

一体何のテレビを見たのか、
「盃の契りは血のつながりより強いんだよっ」
なんてメロンのカップ片手に言う親友がおかしくて、
思わず泣きながら笑いあった。

十数年たって私が結婚する事になり、
結婚直前に二人で酒でも飲む事にした。
『あの時はありがとう』と、驚かそうと思って、
あの時もらったメロンのカップをカバンに
こっそり忍ばせて飲んでたら、
突然親友がポロポロ泣き出して
「あの時、あの時、気付かせてしまってごめんね」と。
『養女』の文字を隠さなかった事をずっとずっと
悔やんでいたと泣いた。

そんな事、反抗期に親に反発しそうな時も、
進学の学費面で親に言えなくて悩んだ時も、
机の上でメロンのカップが見守っていてくれたから、
あなたがいてくれたからやってこれたんだと
伝えたかったのに、

ダーダー涙流しながらダミ声でドラえもんのように
「ごれ゛ぇ~」とメロンのカップを出すしかできなかった。
親友もダーダー涙流しながら「あ゛~ぞれ゛ぇ!」と言って、
お互い笑って泣いて、酒を酌んだ。
もちろんメロンのカップで。
もうすぐ親友の結婚式があるので思い出した。
・・・おわり


B



歌は心の走馬灯、歌は世につれ、
 世は歌につれ、
  人生、絵模様、万華鏡…

 

「女のまごころ」






P R :

Bu

隙間産業(ニッチ市場)

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