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2017年6月 5日 (月)

妄想劇場・チャンネルニュース・掲示板

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幸せがつづいても、不幸になるとは言えない
 不幸がつづいても、幸せが来るとは限らない


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現在活躍中の作家で、もっとも多くの言語に
翻訳されている日本人作家は村上春樹氏。
ではその次の作家は誰か?
世界30カ国語に翻訳されている
『自閉症の僕が跳びはねる理由』の著者
・東田直樹氏である。

東田氏について知らない人もいるだろう。
彼は重度の自閉症で人と会話することが困難だ。
けれども、キーボードや文字盤のポインティングにより、
コミュニケーションが取れる。

13歳のときに発表したエッセイから、会話が困難な
自閉症の人の内面を伝え、その思慮の深さ、
豊かな感受性に多くの人に衝撃と感動を与えた。
これまでにエッセイ、絵本、小説などを発表している。

今作では、NHKドキュメンタリーで放送された、
英語版の翻訳者デイヴィッド・ミッチェル氏を訪ねる
アイルランド旅行記を中心に、二人の対話や
短編小説が収められている。

「生きる」ことに思いを馳せる

旅行記から始まる本書だが、東田氏の豊かな表現力、
そして達観した人生観は静かな感動を誘う。

アイルランドの古き要塞を前にして、戦いに
命を落とした人を思い、生のありがたみを再確認する。
これだけなら、普通の人も思い馳せることができる。
けれども東田氏は、その先をも見通す。
「命のバトン」という言葉があるが、これは命をつないで
生きることを意味しているのだろうか。…

命がつなぐものであるなら、つなげなくなった人は、
どうなるのだろう。…
他の人がバトンをつないでくれるという意見もあるだろう。
でもそれなら「命は完結する」でいいと思う。

人生を生き切る。

残された人は、その姿を見て自分の人生を生き続ける。
誰もが「命のバトン」を渡せる立場にいられるわけではない。
普通のカップルでも不妊に悩んでいたり、
不慮の事故で子どもを亡くしたり、「バトン」を
渡せない立場の人もいる。

彼らの生に意味はないのか。そうではない。
生き様そのものが「命」の価値であり、誰しも
平等に生をまっとうするべきだ。
そう背中を押してくれる。

念のために東田氏の情報を付け加えると、
重度の自閉症だけではなく、知的機能にも
ハンデがあるとの診断を受けている。

しかし彼が綴った言葉を読むと、私たちがどれだけ
色眼鏡でものを見ているかを再認識させられる。
会話ができない、だから何も考えていないわけではない。
むしろ表現できない分、人生や生き方について
考えに考え尽くしている様子が見て取れる。

自閉症の人にとって、結婚や死はどう映るのか

翻訳者のデイヴィッド・ミッチェル氏との往復書簡からも、
東田氏の卓越した観察眼や人生観を知ることができる。

ミッチェル氏が、インタビュアーとして、東田氏に
結婚や死生観、創作活動について率直に聞き、
それに東田氏が素直な感情で答えている。
このやりとりから、いわゆる健常者と東田氏の
共通するところ、また異なる視点について
知ることができるだろう。

だがもっとも東田氏に近づけたと思えるのは、
小説「自閉症のうた」である。
小説では、加奈子という重度自閉症の人物の
目を通して物語が進む。

加奈子は14歳で特別支援学校に通う。
会話ができず気持ちが高ぶると体を制御できない。
そして加奈子には毎日ルーティンが存在する。
例えば授業の前に12ピースのパズルを必ず
完成させること。

また帰り道ではマンホールのふたを踏まないと
気持ちが落ち着かない。けれども内面は
普通の中学生と同じで、家族を思いやる気持ちや、
これから将来がどうなるのか不安も持っている。

自分が生きる意味は何か?

物語はある日、加奈子のルーティンである
マンホールのふたを踏み損ねたところから始まる。
マンホールのふたをうまく踏めなかったため、
加奈子は道路へ走り出し交通事故に遭う。
そこで入院中に四肢が不自由な少年、
高雄と知り合う。

自分と同じようにコミュニケーションに不自由している
高雄に親しみを感じると同時に、自分より
不自由な境遇に哀れみを持つ。

夢のなかで、加奈子と高雄は、自由に動き回り
会話をする。けれどもそれは叶わない。
東田氏は、加奈子に次の様な言葉を語らせる。
もしかしたら私たちは、あんな風に自由だったはず。

話もできず、人の世話がなくては生きられない二人。
疲れ果て生きることが嫌になっても、
誰にもわかってもらうことなどない。…
私や高雄君が生きる意味は何なのだろう。

恐らく東田氏は物心がついてから、自分の生きる
意味を何百回も、何千回も考えてきたのだろう。
その答えの一つがこの小説には描かれている。

物語の終盤で、それまで意思表示をまるで
してこなかった高雄が、わずかに人差し指を動かし、
加奈子と視線を交えるシーンがある。

健常者から見ればわずかな動作だが、
加奈子と高雄君はそれだけで思いを共有する。
そして彼は哀れみの対象ではなく、知性に無限の
可能性を秘めていることを発見する。
さらにこのような思いを胸に抱く。

今、ここで私たちは息をしている。
この世界に存在している。
私たちが生きていることに意味などいらない。

いつしか雲が流れ青空が広がった。
生きているから命は美しいのだ。

私たちは理不尽な人生に意味を求め、
占いや宗教、SNSに頼る。
でも生に意味付けするのは他人ではない、
自分なのだ。

だから自分と他人を比べ、ひがんだり
哀れんだりするのは愚かな行為である。

わずかな物語から東田氏は生の本質を
説いてくれる。
あらゆる人の根源的な悩みが描かれている。
そしてハンデのありなしを超越し、あらゆる
境遇の人に突き刺さる。・・・

Author :『自閉症のうた』(東田直樹)



「子どもの歌」

僕は、子どもの歌を、よく聞きます。
それは、歌詞やメロディが覚えやすいということも
ありますが、幸せな気分に浸れるからです。

小さい頃を思い出すわけではありません。
幼い子供にやさしく語りかけるような雰囲気が
いいのです。

実際に、そんな口調で話されたら、バカに
されていると、頭にくるのに
歌になったとたん、そう感じるのは不思議です。

子どもの歌が好きなのと、小さな子ども扱いされることは、
別だとわかってもらいたいです。・・・

Author :東田直樹 オフィシャルブログ



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私が4歳の時、父と母は離婚した。
祖父母と同居していたため
父が私を引き取った。
母は出て行く日に私を実家に連れて行った。

家具や荷物がいっぱい置いてあって
叔母の結婚の時と同じだったので
「わぁ、嫁入り道具みたいだねー」
と嬉しそうに言ったのを覚えている。

家に戻ると母はドアの所で
「おばあちゃんちに又行かなきゃいけないの」
そう言った。
「いつ帰ってくるの?」
と聞くと困った顔をして少し黙り

「日曜日かな?」と答えた。
疑いもせずに私は
笑顔で手を振って送り出した。
日曜日がいつかも知らなかった。

それから私は祖母に日曜日がいつかを聞いては、
玄関で待つ日々が続いた。
何回か繰り返したある日、母以外の家族全員が揃う
夕食の時間に私は聞いてみた。

「あのね、ママが帰ってくる日曜日っていつだか
知ってる?」
食卓が凍り付いた。それまでの笑顔が全く消えて
みなが押し黙って目を伏せた。

「私、うっかり聞くのを忘れちゃったのよー」と
笑いかけたが、誰1人笑ってはくれなかった。

それ以来、
私はママの話しは絶対にしないようにして・・
もう30年が経つ。

結婚式にも呼ぼうとはしなかった。
今では1歳の娘と5歳の息子がいる。

先日、5歳の息子が
「ねぇ、妹と僕を産んだのはお母さんだよね?」と
聞いてきた。
「パパを産んだのはばぁばだよね?
ママを産んだのは誰?」

「おばあちゃんよ、でもどこにいるかわかんないから
会えないのよ」
「僕会いたいなぁ」
「どうして?」
そこまでは平気な受け答えだった。

「ママを産んでくれてありがとうって言わなきゃ!」
(うん、会いたいねぇ)と言うはずだったのに
涙が止らなくなってしまった。

ずっとずっと封印してきた言葉。
育てられないなら産まなきゃいいのにって
思ったこともあった。・・・

ありがとう息子。
私はやっと素直になれそうだ。
・・・

Author :人間力.com
http://chichi-ningenryoku.com/



B



歌は心の走馬灯、歌は世につれ、
 世は歌につれ、
  人生、絵模様、万華鏡…



道 明日に向かって





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Bu

隙間産業(ニッチ市場)

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