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2017年8月 6日 (日)

妄想劇場・特別編(愛しきお妻様)

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昨日という日は歴史、今日という日はプレゼント
明日という日はミステリ 



過去に起きていることから浮かび上がってくる
真実もある。・・・ 



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※ 高次脳=脳神経細胞が壊死することで起きる
精神神経的な障害で、
見てわかる身体のマヒなどとは違い人の内面の
精神活動や認知行動に起きる障害。
行動や感情がコントロールできなくなったり、
記憶障害や注意障害、遂行機能障害、
失語などがある



されど愛しきお妻様【7-2】

「大人の発達障害」と合法ドラッグカルチャーの
切っても切れない関係


そんな疑問を解消してくれたのは、独りのこんな
ジャンキー少女だった。
子ども時代から学校に馴染めず、両親の不仲という
ストレスもあって中学校時代に不眠とリストカットと
不登校を経験したというその少女は、
スクールカウンセラー経由で紹介された精神科で
処方薬をもらうように。

ところがその薬の副作用がきつくて不登校どころか
家からで歩くこともキツくなってしまい、そのまま
自宅に引きこもる生活を続ける中で、
ネット情報を頼りに処方薬乱用にハマって
いったのだという。

なお、彼女が処方されたその副作用のきつい薬剤とは、
パキシル。あのお妻様が離脱症状に最も苦しんだ
SSRIのパキシルだ。
確かに取材した少女の中でも、MDMAはクラブ仲間から
貰う(主に下心MAXの男から)というケースが
多いのに対し、エリミンは精神科から処方されたもの、

しかも本人が処方されたものとして、病院が出す
処方薬の袋のまま持ち歩いている少女までいた。
子どもにそんな薬が普通に処方されていて、
しかもそこが乱用の入口になっている状況まであるのに、
医療の現場は気付いているのだろうか? 

その先はあまり踏み込んで記事にすることは
なかったが
(取引先の雑誌から要請を受けなかったから)、
それにしても不気味な後味が残った。

ちなみに現在ではリタリンは流通規制対象薬となり、
エリミンは一昨年に販売中止。
ベゲタミンも「薬物乱用防止の観点から」という
日本精神神経学会からの要望提起によって昨年末
販売終了。パキシルも厚生労働省から「自殺リスクが
高くなる可能性」と注意喚起があり、
特に未成年への処方は極力慎重にすべきとされている。

当時のこうした状況を昨今のハーブ(危険ドラッグ)
周辺の若い子たちに話すと、「人体実験すか(笑)」とか
「合法ドラッグ天国だったんすね、日本て」
なんて言われて、返す言葉がない。

本当に、むちゃくちゃな時代だったと思う。 そ
もそも脳神経に作用する薬剤は、乱用すれば
ドラッグとして使用できるものが少なくないが、
安易に子どもにもこうした薬を処方する風潮と、
乱用の作法がネットで易々手に入る環境は、
薬剤の「加害的」な側面を強調してしまったのだ。

そして、そんな側面ばかりを追った取材活動の中で、
さすがに僕もお妻様が強く大人の発達障害的な
問題を抱えていることを認識すると同時に、
とても積極的に薬物を伴う治療には踏み切れないと
思うようになっていた。

たしかにお妻様は相変わらず家事やってくれないし、
約束の時間とかまるで守ってもらえない。
けれども部屋のカオスぶりの半分はすでに僕が
作り上げたものになっていたし、ギリギリまで僕が
負担して、耐えられなくなったらブチ切れて
小言を言うってルーチンでもまあいいじゃないか。

せっかくあの辛かったリスカ期を乗り越え断薬して
戻ってきた元気な変人のお妻様に、また人体実験
みたいな投薬はされたくない。 なんて奇麗ごとの半面で、
この時期の僕たちの結婚生活は、結構な
崖っぷちだったと思う。

僕の我慢も相当にギリギリで、ストレスがたまりすぎて
一線を越えたら、精神的ではなく肉体的なDVに
進行していたかもしれない。

そもそも精神的DVが肉体的なDVよりも
軽いという考え方も変で、僕の小言=精神的DVの
ダメージは、リストカットではではなく慢性化
してしまって年に数回救急病院のお世話になる
お妻様の胃けいれん発作に現れていた。

そんな関係性に耐えかねてお妻様の方から
離婚を言い出す可能性だってあったわけだ。
けれども、その夫婦間の危険に、僕たちは
鈍磨していた。

2人の関係性の危機と同時に、アパートの床も
危機を迎えていた。2011年の東日本大震災では、
大揺れに水を溢れさせる13本の熱帯魚の水槽を
2人で必死に支えた。

せめてこの物量を収納できる場所に引っ越そう! 
条件は高速道路のバイク移動で都心東側まで
1時間でアプローチできることと、
お妻様が万が一何かで倒れても車で15分以内に
たどり着ける総合病院があること。
最寄りの駅など不要!

お妻様倒れ/田舎暮らしを敢行

選んだのは、千葉県中央部の水田と森林に
囲まれた農村(最寄り駅まで徒歩1時間)の
中古戸建だった。 通

常こうした田舎暮らしデビューには「妻の理解」が
最も大きなハードルと言われているが、
お妻様は物件の下見に行った際に、敷地入り口で
白くて人懐こく細長い猫を見つけ、「うなしー」と命名
(細長くてウナギ的なため)。 「

うなしーのいる村に引っ越すだ!」 と即断即決
なのである。 そしてその2011年晩秋、
夢の田舎暮らしに突入。

憧れの床面積、収納たっぷりの、敷地なんか
250平米ありゃバイクの解体屋が作れるぜ! 
と思っていた引っ越し数日後の朝、お妻様は
激しい頭痛を訴えて病院に行き、その場で受けた
検査で右脳に巨大な脳腫瘍があるとの診断。
そのまま意識不明となってしまったのだった。

次回へ続く



こうして、こうすりゃ、こうなるものと、
  知りつつ、 こうして、こうなった

A111


歌は心の走馬灯、歌は世につれ、
 世は歌につれ、
  人生、絵模様、万華鏡…






P R :

Bu

隙間産業(ニッチ市場)
http://campbell3.com/ofurosabu.html

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