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2017年9月 6日 (水)

妄想劇場・妄想物語

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信じれば真実、疑えば妄想・・・


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団塊世代(1947~49年生まれ)が75歳以降の
後期高齢者となる2025年が、迫っています。  
医療費と社会保障費の爆発的な増加と、
医療・介護環境の逼迫(ひっぱく)が予想されています。
この状況を「2025年問題」と呼びます。

現在の若者世代の貧困が、2025年問題と
後期高齢者に暗い影を落とす状況にあります。
高齢世代と若者世代の依存関係が破綻する?

厚生労働省の資料「社会保障制度改革の全体像」に
よると、日本の現在の社会保障給付費は115.2兆円
(2014年度予算ベース)。内訳は年金56兆円
▽医療費37兆円▽福祉その他22.2兆円--。
対国内総生産(GDP)比は23%です。財源割合は、
保険料64.1兆円(うち被保険者拠出34.4兆円、
事業主拠出29.7兆円)▽国税31.1兆円
▽地方税11.9兆円--です。

社会保障給付費は、後期高齢者の増加に伴って
25年には148.9兆円までふくらむと予想されています。
今のままの税率と社会保障システムで、膨大な給付を
現役世代が背負えるのかどうか、はなはだ疑問です。

日本は20年ほど前に非正規雇用を増やし始めました。
雇用破壊の影響を最初に受けた「ロスジェネ」
(ロスト・ジェネレーション)世代が40代になり、
膨大な数の低賃金労働者が後に続いてます。

彼らは実家に住んだり、仕送りをもらったりして
団塊世代の親に依存しています。しかし、親が
後期高齢者となって医療や介護の出費が増えても、
子供たちはそれをまかなえない可能性があります。
お互いにもたれ合ってきた関係が、いよいよ崩れる
時期が来るのです。

面倒を見切れなくなった家族が高齢者を捨てる日

埼玉県深谷市で2015年11月、認知症の81歳の母と、
病気で働けなくなった74歳の父の自殺を手助けしたとして、
三女(47)が殺人と自殺ほう助の罪に問われる
事件がありました。

三女は高校を中退し、その後仕事に就いたものの退職。
事件当時は無職で、家族は父親の月収18万円の
新聞配達で暮らしていました。

三女は母親の介護を13年間も続けていました。
ところが、父親が頸椎(けいつい)の病気で働けなくなり、
退職。一家は事件の4日前に生活保護を申請したものの、
将来を悲観し、「心中しよう」という父の提案に同意して、
3人が車ごと利根川の流れに入っていきました。

三女は生き残り、裁判所で懲役4年の判決を受けました。
一家心中は究極の手段ですが、そこまでいかなくても
同様の事例は多く発生しています。

「うば捨て」です。私たちのNPOはこれまで、
捨てられたおじいちゃん、おばあちゃんを何人も
保護してきました。

ある日、数日前まで誰かの介護を受けていたと思われる
認知症の高齢男性が公園で見つかりました。
私たちは「山田太郎さん」と仮の名前を付けて保護し、
施設に引き継ぎました。

川崎市で見つかった男性には「川崎一郎さん」と
名付けましたが、発見場所は病院の前でした。
2人とも置き去りにされたのでしょう。

介護してきた家族が、とうとう高齢者を背負い
切れなくなり、最終手段に出たのです。・・・・

      

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介護保険は社会で高齢者を介護する仕組みです。
しかし、本人が施設に入るのを嫌がったり、
家族に面倒をもてもらいたがったりして、
今も介護を背負い込む家族はたくさんいます。

そこで経済的、精神的に追い詰められたら、
高齢者を捨てざるを得ません。
逆に捨てないと家族が成り立たない。
事態はそこまで危機的です。

「高齢者を捨てるなら合理的に捨ててください。
路上に放置しないでください」と言っています。
私たちのNPOに連れて来てくれれば絶対に保護して、
必要な支援をします。

先日も、50代女性が相談に来ました。
両親の介護のために離職し、2人の面倒を
見ていましたが、母親は亡くなり、今も認知症の
父親(88)の世話に追われ、精神的におかしく
なりかけていました。

父親は、排せつや入浴などほとんどを1人でできない
要介護度4。娘の介護しか受けないと言い張り、
施設に入るのを拒んでいました。

認知症が進んで暴力的にもなり、妻と間違えて
お尻を触られたりして、女性は精神的にも経済的にも
追い詰められていました。

「父親を公園に捨てたい、もしかしたら刺しちゃうかも
しれない。もう無理なんです」と涙声で話し、
「本当にこれまでよくやってきましたね」と声をかけると、
大泣きしました。よほどつらかったのだと思います。

私たちが手続きをして、父親を特別養護老人ホームに
入居させ、女性は今、うつの治療を受けています。
もし第三者の介入がなければ、心中事件に
なったかもしれません。

今でさえ、高齢者の18%は貧困状態で、16.8%は
貯蓄ゼロ世帯です。
高齢者と若者世代が共倒れしかねない社会が
始まろうとしている今、お互いを支え合う新たな
仕組みを作らないと、あちこちに「老人ポスト」が
作られることになるでしょう。・・・・




      

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埼玉県内の大手スーパーレジで働く陽子さん
(43歳仮名)は、高校を卒業して以来ずっと非正規です。
時給は800円台後半で、埼玉県内の特定(産業別)
最低賃金849円(総合スーパー)を少し上回る程度。
1日8時間勤務残業あり、月6日休みの勤務で、
約15万~18万円の月収(額面)を得ています。

埼玉で生まれ育ちました。高校生のころ、両親が
祖父母の介護のため実家の青森県に戻り、
以来1人暮らしです。
両親も今は年金暮らしで、埼玉に戻ってくる可能性は
ありません。

陽子さんも今後見知らぬ土地で親と暮らすつもりは
ありません。
20代から30代にかけて、結婚したいと思っていろいろな
男性とお付き合いをしましたが、どの人ともうまくいかず、
40歳になったころから婚活自体をあきらめました。

自分の老後のこと、70代の親のことが急に心配になり、
胸に何かがせり上がってくるような不安を感じて、
さまざまな思いをつづったメールを送ってくれました。
そこに電話番号が書いてあったのでこちらから電話をし、
直接話を聞きました。
そこで、彼女がさまざまな将来リスクを抱えていることが
改めて分かりました。

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時給制の契約社員なので休んだ分だけ給与が下がります。
1人暮らしのアパート家賃は共益費込みで6万5000円。
生活は楽ではなく、貯蓄もできません。

時々、実家の両親から野菜などの食べものが
送られてくるので助かっている、と話していました。
そしてそのような家族とのつながり、他者との縁、
つながりが失われることが第2のリスクです。

更年期障害で気分が落ち込んだり、病気になったりして
会社をたまに休むことがあり、その時大きな不安に
襲われます。

周りの友人は結婚して、家庭を持っているため、
なおさら孤独感に襲われます。
自分が見捨てられ、取り残されたという感覚を強く
持ってしまうのです。

では、不安を解消できるかというと、相当に困難です。
収入を上げるにはもはや転職しかありませんが、
長い非正規経験と年齢で、正社員の仕事に移るのは
簡単ではないでしょう。

「何か資格を取った方がいいでしょうか」と尋ねられましたが、
彼女自身、どんな資格を持ちたいのか分からないままです。
勉強のためのお金もありません。

このように、女性で非正規雇用の、いわゆる
「ノンキャリア女性」の出口が激減していることが
大問題化しています。

今は貧困ではないものの、あることがきっかけで職を失い、
生活保護基準以下の貧困状態に陥る可能性のある
女性が増えているからです。

特に、バブル崩壊後社会に出た、非正規雇用の
「団塊ジュニア世代」が40代に突入しました。
働くことについて発言を続けている雨宮処凛さんは、
この層を「下流中年」と呼んでいます。
雨宮さんと同世代です。

特に、非正規率が男性より高い女性は貧困予備軍の
塊と言えるでしょう。やっと今年10月1日に埼玉県の
最低賃金が「845円」に引き上げられました。

ワーキングプア放置のツケを誰が払うのか
そして隠されたリスクがもう一つ。
彼らが今、何となく生活できる状態であることです。
状況が切迫していないため、そこから抜け出し、
状況を好転させる可能性を作れないことが、
彼女たちの老後を危ういものにしています。

陽子さんは厚生年金には加入していますが、
今の年収200万~250万円では、年金支給が
始まっても、働かなければ食べていけないレベルの
受給額です。

しかし、彼女たちの切迫感は強くありません。
今ただちに貧困ではないからです。
貧困が明確なら、貧困支援の対象です。
しかし、ここが日本の一番難しいところ。
下流近くにへばりついた低賃金労働者層への
対策が存在しないのです。

国立社会保障・人口問題研究所の調査などによると、
20~64歳の単身女性の3割超が、年収125万円未満で
暮らす貧困層です。
そして、単身女性が貧困に陥るリスクは、年齢上昇と
ともに高まります。

女性の生涯未婚率が2030年には23%に上るという
予測もあります。
ノンキャリア単身女性の困窮は、近い将来に大きな
社会課題となるでしょう。

長時間労働や残業代不払いだけでなく、非正規女性の
「低賃金・ハードワーキング・プア」の問題も、
その多くが解決されずに、私たちの社会に
横たわっています。

「生かさず殺さず」状態の彼女たちを放置して、
将来何が起きるでしょうか。・・・



こうして、こうすりゃ、こうなるものと、
  知りつつ、こうして、こうなった 


歌は心の走馬灯、歌は世につれ、
 世は歌につれ、  人生、絵模様、万華鏡…







P R :

0661211

隙間産業(ニッチ市場)


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