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2018年5月18日 (金)

妄想劇場・妄想物語

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「じゃ、行ってきます。今日の晩ごはんはしゃぶしゃぶが
いいな」そう言いながら、北野伸晃(45)=仮名=は、
妻の雅美(40)=同=の頬にキスをした。
「はぁい、行ってらっしゃい」

弾けるような笑顔で雅美が伸晃に手を振る。
中学2年の長男、淳(14)=同=は心の中でつぶやいた。
(父ちゃんと母ちゃん、なんであんなに仲がいいんだ?)

やがて、淳が学校に行くと、雅美はパートに出る支度を
始めた。どこにでもある家庭の朝の風景だった。

表向きは何も問題を抱えてなさそうな一家だったが、
その内情は違った。
父と母、そして息子はそれぞれ三者三様にストレスを
抱え込んでいたのだ。

地元のテレビ局で番組編成の仕事をしている伸晃は、
ここ最近体調がすぐれない日が続いていた。
疲れがたまっているという自覚はあったが、
「年のせいだ」と思うようにしていた。

雅美は駅売店で売り子のパートをしていたが、
導入されたばかりの新型レジの扱いに苦戦し、
「遅くなった」などと客からクレームを付けられることが
多くなった。

一方、淳も間近に迫った高校受験を意識して部活が
終わった後、週3日のペースで進学塾に通うように
なっていた。

それでも、家族はみんな毎日笑顔でハツラツと陽気に
過ごしていた。
週末には息子の試合を応援したり、映画を見たり
魚釣りを楽しんだりと、とにかく健全そのものだった。

そう、表向きは。

ある日、伸晃が仕事中にめまいを起こした。
会社の医務室に出向くと、そこで産業医から
思いもよらぬ言葉を掛けられた。

「北野さんね、もうちょっと休まないと」
(医者にこんなこと言われるなんて…)
これが、伸晃の転落のきっかけだった。・・・

「ただいま!」地元テレビ局で働く北野伸晃(45)
=仮名=は自宅玄関の扉を勢いよく開けた。
だが、いつもと様子が違う。

部屋は暗く、窓は閉め切られて部屋は暗く、陰鬱な
空気が漂っていた。
「おかえり…」
駅売店でパートをしている妻の雅美(40)=仮名=が
のそのそと伸晃を出迎える。

その様子に伸晃は驚きを隠せなかった。
雅美の表情にいつもの明るさがないのだ。
「何かあったの?」伸晃は心配そうに声を掛けた。

「レジが新しくなってから、毎日お客さんから
怒られてばかりで…。
お釣りが自動で出るタイプなんだけど、
処理が遅いのよ」

「そうか…」伸晃はうなずきつつ、雅美にこう声を
掛けた。「でも、雅美は家の太陽なんだから、
辛い時こそ笑ってよ。
きみが辛気臭いと、家の空気が悪くなるでしょ」

「そうね…。みんな頑張ってるものね」
そんな会話をしていたところに中学2年の息子、
淳(14)が帰ってきた。

「ただいま。お母さん、捻挫したところが
ズキズキ痛いよ」
3日前に体育の授業で走り高跳びをやった際、
着地に失敗して右足を痛めてしまったのだ。

「痛み止めは飲んだの?」
「飲んだ。もう一日分飲み切っちゃったから今日は
我慢するしかないよ」

伸晃はなおも痛そうにする淳を鼓舞するように
語りかけた。
「そういう時こそ笑うんだ。お父さんだって辛い時は
笑う、そうするとおのずと乗り越えられる。
わかったね」

「わかった」
息子は思いっきり歯を見せて笑った。
しかし、この頃には家族の均衡は崩れ始めていた。
なんでもない綻びが取り返しの付かない破綻へと
つながっていくのである。

「お兄さん、いいクスリあるよ」
「お兄さん、お兄さん」
地元テレビ局で編成の仕事をしている北野伸晃(45)
=仮名=は、平日の昼間に駅前の繁華街を
うろついていた。

あてもなくさまよう伸晃に、女が話しかけてきた。
長い髪にミニスカート。年の頃は30代前半と
いったところか。

男受けしそうな格好をした女は、片言の日本語で
話しかけてきた。
伸晃は普段なら無視して通り過ぎるところだったが、
この日は違った。

足を止めて女のほうに視線を送った。
「なんだい?」
「お兄さん、疲れてるね。いいクスリあるよ」
女はそう言いながら、ピンク色の錠剤を
そっと手渡した。

伸晃は警戒心もなく、その女の言われるままに
その錠剤を飲み干してしまったのである。
休み中に伸晃が繁華街に出向いたのには
目的があった。

ここ最近体調がすぐれない日が続き、あまりに
むしゃくしゃしていたこともあって、「風俗でヌイて
もらおう」と考えていたのだ。

すでに妻の雅美(40)=仮名=とは男女の営みが
なくなっていた。
お互い友達のような感覚で、仲こそ良かったが、
とてもその気にならなかったのだ。

そんな状態が数年続いており、伸晃は欲求不満を
募らせていた。
地元テレビ局で働く北野伸晃(45)=仮名=は、
ある日、繁華街で身知らぬ女から錠剤を手に入れた。

クスリの成分ははっきりしないが、飲めば不思議と
気分が晴れ渡り、力がみなぎってくる。
妻の雅美(40)=同=も、夜のひそかな楽しみとして、
伸晃からもらったピンク色の錠剤を飲むのが
習慣になっていた。
伸晃も雅美も、いつも以上に笑顔が増え、会話も
多くなった。

「お母さん、もう足が限界だよ」
ある日の夕方、悲痛な叫びをあげながら中学2年の
息子、淳(14)=同=が帰宅した。
淳は、部活で足を痛めて病院に通っていたが、
一向によくなる気配がなかった。

いつしか伸晃が「足が痛いのは痛いと思い込むからだ」と
言い始め、雅美もそれに同調した。
「腫れているように見えないけどねぇ…」
雅美と淳がそんなやりとりをしていると、伸晃が
口を挟んだ。

「これを飲めば、ある程度の不調は吹っ飛ぶ」
そういって淳にピンク色の錠剤を差し出した。
息子は、言われるがままにその薬を水で流し込んだ。
するとたちまち痛みが遠のいていくのだった。
明くる朝、北野家にはいつもの光景が広がっていた。

「行ってきます!」
いつものように伸晃が、見送りに来た雅美にキスをし、
淳も元気よく玄関を飛び出していく。
それまでと違っていたのは、3人の生活にピンク色の
錠剤が欠かせなくなっていたことだ。

1週間、2週間とたつと、3人の身体は次第に
やせ細り、目が落ちくぼんで頬がこけていった。
雅美は、パート先のオーナーから「休みなさい」と
告げられ、

伸晃は仕事上でのミスが増え始めた。
淳のほうは、薬物依存の疑いを強めた担任教師が、
ひそかに児童相談所と連携を取り始めた。
一家の崩壊は、すぐそこまで来ている。

「ねえ、薬出して」
いつものように伸晃と息子が雅美にねだる。
「はい」と雅美が手渡すと、3人は一気に飲み干す。
そして、お決まりの一言を言うのだ。

「また明日も笑顔で頑張れるね」・・・

・・・おわり




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「無料タクシー」
      
ビジネスとして成り立つのであれば、面白いとは
思いますが、広告へのエンゲージメントをどう高めるか、
そして、どうやって効果測定するのかが
広告収入において鍵を握るので、そこでの工夫が
必要だと思います。

例えばですが、そのタクシーに乗っている間だけは、
車内ディスプレーとスマフォの両方を使って
暇つぶしゲームが出来るようになっていて、
景品として、いろいろなお店の割引クーポンが
もらえるようになっている、などです

(暇つぶしゲームでエンゲージメントを高め、
割引クーポンで効果測定するという作戦)。
ちなみに、私であれば、自社で無料タクシービジネスを
立ち上げるよりは、(無料にするほどの)
高い広告収入をあげる仕組みをB2Bサービスとして
タクシー会社に提供するビジネスを選ぶと思います。
その方が、スケーラビリティがあるし、ソフトウェア
一本で勝負できるからです。

自分でタクシー会社を経営するには、固定資産を
持たなければならないし、ドライバーも大勢雇わ
なければならないため、一気に立ち上げることが
難しくなります。

「日本のカーナビ」はスマホに駆逐され
滅びゆくしかないのか

日本では、世界に先駆けてカーナビが進化し、
普及したため、世界的に起こっている(カーナビを
飛び越して)スマートフォンがカーナビの
役割を果たす、という潮流に乗り遅れている、
という記事です。

今の局面を捉える意味では正しい指摘なのですが、
私は、カーナビの問題は一過性のものでしかなく、
その先には、もっと大きな問題が自動車メーカーを
待ち受けていると思います。

それは、すでにUberやLyftで始まっていますが、
自動車が「持つもの」「運転するもの」から、
単に「人やものを運ぶもの」に変わり、一般の
消費者にとっては、カーナビそのものが不要になる
時代の到来です。

ユーザーは、(すでにUberアプリでしているように)
専用アプリで行き先を指定するだけです。
すると、人が運転する車、もしくは自動運転車が
近くまで迎えに来てくれて、指定した行き先まで
連れて行ってくれるのです。

これこそが、MAAS(Mobility As A Service)の
形であり、このサービスビジネスを運営し、
消費者と直接やり取りをする会社が、利益の大半を
持っていくようになる、それがこれからの
自動車業界の形です。

なので、この記事で書かれているような、
「車載機カーナビvs.スマホカーナビ」の戦いは、
そんな時代が到来するまでの一過性の戦いでしかなく、
今、自動車メーカーが力を入れるべきなのは、
AIを駆使した自動運転技術と配車技術なのです。

自動車メーカーにとっての最大のライバルは、
(Google Mapを持つ)GoogleでもAppleでもなく、
UberでありWaymoなのです。
ハードウェアだけを作る企業になってしまったら、
パソコンや携帯電話のように、必ずコモディティ化
してしまいます。
      

「ロボネコヤマト」の凄い実力

自動運転車で宅配「ロボネコヤマト」はもうここまで
来ていた
ヤマト運輸とディー・エヌ・エーが開発している、
自動運転の宅配サービス「ロボネコヤマト」

このサービスは、単なる個別の自動運転ではなく、
複数の宅配車を「群」として扱い、それぞれの荷物を
「どの宅配車をどのルートで配送するのが良いか」を
最適化することにより、「10分単位で受取時間を
指定できる」「注文から最短40分でお届け」
「自宅前に限らず、好きな場所で受け取れる」などを
実現しているところです。

勘違いしている人が業界の中にも多いのですが、
自動車業界に大きな革新をもたらしている4つの変化
(電気自動車、シェアリングエコノミー、自動運転、
コネクティビティ)への対応(もしくは活用)は
個別に考えるのではなく、もっと網羅的に考える
べきなのです。

そうすれば、キーになるのが、この複数の自動車を
群として扱う自動配車・自動運転システムの重要性が
見えて来ると思います。

自動車産業は、これから10~20年かけて、
「自動車を作って売る産業」から、「人やものを
運ぶサービス」産業へと変化するのです。

そこで生き残るためには、自動車メーカーこそが
「複数の自動車を群として運用・運転する技術」を
主要技術として抑えるべきであり、それが出来ずに
ハードウェアだけを作っているメーカーは、
コモディティ化されて、日本の携帯電話メーカーと
同じ衰退の道を歩むことになるのです。 ・・・



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